これが異様な写真ですか？

衆議院本会議前に開かれる議院運営委員会冒頭に、国会参観者に配布するパンフレットに載せる委員会写真の撮影を行いました。議院運営委員会の委員全員が男性というのも異様な光景です。（昨年の委員の中には女性議員もいました。）
（続く） pic.twitter.com/CAvD8JMESO

— 海江田万里(事務所) (@banrikaieda) January 25, 2023

こんなツイートが話題です。

議員が男ばかりで女性がいないのはおかしい、異様だ。かなりコメントがヒートアップしています。

ジェンダー格差問題に取り組むべき現代において、問題視されるべき事案のようにも感じるが…

個人的な意見として、この写真で何が問題であるかといえば…

特に何も感じないというか、全員同じような服装でフォトショップで加工したような異様さはあるけど

というくらいです。

ここにいるのが(見た目がおそらく)男性しかいないことについてはジェンダー問題を気にしているからこそ何も感じない。

女性が何パーいれば世間は満足なのか、そう言って性別の話をし始めることが問題であり、答えは出ない。

問題は写真に映る結果ではなく、この写真に映る役員の人選において性的な差別や障害があったのかなかったのか、裏の裏を気にすることができるかどうかが問われていると思う。

ので、写真だけ見て違和感を覚えるのはちょっと待ったほうがいいのかと思う。

全員男性でもいいし女性でもいい。選ばれた人なんだから。それを選んだのは誰かってたどると国民一人一人なんですよって言われてしまうのが、今の民主主義です。

この映っている見た目は男性であろう人間の中に、心は女性という人間がいてもいなくてもどっちでもいい。

女性が半数いれば素敵な国なのかと言われたらどうだろう。

見た目のバランスだけちょうど良くても、全員が消費税２０％論者であっても日本は国民に優しく美しい国と言えるのか。

ジェンダー問題において必要なことは、全てを受け入れ否定をしないこと。どんな人に対しても傷つけるような行為はしないことに限る。

その結果、やっぱり男性はこうである、女性はこうであると決めつける人間が必ず出てくるが、その人間性も可能な限り受け入れなくてはいけない。

もし受け入れたくないならば、そんな人間が国を動かす立場にならないように選挙で落とすしかないでしょう。

もし私がこの写真に映る立場であればTシャツ一枚で出席すると思う。そのほうが戦略的に多様性をアピールできますし。それを見て常識がないと言うような人の支持はいりませんし。

人に迷惑をかけないレベルのルールを強要する人って昔からあるマナーにもうるさい人なのかなって思ってもしまいます。

私の考えが正しいかどうかなんてあなたの生活には何も影響ありませんので肯定も否定もしないでください。

しかし。

公務として国民のお金を吸い取る政治家においては、一概に多様性だからといって全ての声を受け入れてはいけません。

自分にとって正しいのか間違っているのか判断をして投票をしないといけません。

次世代に問われているジェンダー問題について、昭和以前の人間の大多数は知らないうちに間違っていることをするかもしれない。その後の対応や歩みよりも踏まえて人間を観察できたらなと思う。