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今日のこころ

ひとこといいですか?
ひとことでは済まないんですけどねぇ!

ぼくはしがない会社員
小さくて大きな会社に勤めている
出勤地は総合病院で、本社とは程よく離れた場所にある

総合病院のワンフロアは職員専用フロアになっている
病院関係者しか使用しない
以下、職員用フロア、と呼ばせていただく

職員用フロアには、トイレが三か所ある
医局の近く、会議室の近く、そしてぼくがお世話になっている部署の近く

トイレ内の構造は洋式と和式がそれぞれひとつずつ
手洗い場は一枚の樹脂製の板に、ボウルがふたつ埋め込まれた、
ホテルなんかで見かけそうなおしゃれなデザインをしている
そして、洗面台にはいつも、洗濯された綺麗なタオルが、
畳まれた状態で、一枚置いてある

毎朝、お掃除の方がきて、トイレを綺麗にしてくれるのだが
その時に洗濯済みのタオルに交換され
洗面台の中央にスッ…と置いてくれるのだ

それは、手を洗い、水がはねて洗面台を濡らしたら、このタオルで拭いてね!という意味を持った、ありがたいタオルである

よく、出先でトイレを使用すると、洗面台がびっしょりでハンカチを置く場所もないときがあるが、ここは職員用フロアで、職場であるので、
こういった配慮がされているのである

まぁ、ぼくは部署近くのトイレしか使用したことがないので、他二か所はどうかわかないのだが…おそらく同じようにタオルがあるだろう

そんなありがたいタオルが置かれた洗面台は、
もちろん、なぜか、結構な頻度で、びっしょりなのである
洗面台のみならず、鏡にまで飛び散った水滴

ぼくはいつも思う
「インコが水浴びでもしたんか?」
「こいつはめちゃ許せんよなああああ」

手を洗い、水がはねてびっしょりな洗面台になるのは仕方ない
しかし、びっしょりな洗面台にしたのなら…
拭きなさいよ~!
ましてや!洗面台にタオルを置いてくれているのだから!
拭けばいいでしょうが~!
びっしょりを無視してそのまま出ていく神経が、ぼくは理解できない

というより、鏡のこ~んなところまで水滴を飛ばすって、
一体全体、どんな手の洗い方をしてるっていうんだい?
一度、見てみたいものだね!
おそらく、手についた水滴を、手を振って落としているのだと思うが
もうその手の振り様が、ラーメンの湯切りくらい豪快な動きをしているんだろうなあ!
そうとしか、考えられないね!

洗面台を濡らすのも鏡を濡らすのも別に構わないのだが、
拭かずにそのまま出ていくのは許せない
そして、ここが、職員用フロアという特殊な場所であるから
余計に許せない

ここで働いている、どこぞのだれかさんが
びしょびしょにしているんだな、と思うと
さみしい気持ちになる

誰かがいつかのタイミングで綺麗に拭いてくれていて
誰かがどこかのタイミングで水を撒き散らしている

まぁ、黙って拭けばいいじゃんって話なのかもしれない
それに、ぼくは、この洗面台に水が飛び跳ねていない光景を1カ月…いや、1週間、連続で見ることは未来永劫ない、と分かっている
けれど、心地よさを共有するって、こういう些細な事柄だと思うわけです

しかし、年々気になることが増え
些細だな、と思うことに神経が逆撫でされ
イライラが増している自覚はある
歳のせいである


…このトイレ問題に関しては、他にも許せない事象がある
また今度書こうと思う

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