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データに基づいたヘルスケアビジネスを創るために

私たちが現在進行形で取り組んでいるのは、データを土台にしたライフケアビジネスの開発です。ここでは、「デジタルヘルス」という言葉は避けています。その理由は、この言葉が往々にして、特殊な医療領域や先端技術の使用を指向するというイメージを惹起させるからです。

それに対して、私たちが構想しているビジネスモデルは、サービスの利用者が日常生活の中で自然に取り入れることができ、健康維持、養生、活力ある生活の推進を支えるものです。

そのようなビジネスモデルの創出を可能にするため、私たちはデータに対するアプローチを3つの主要な柱に分けています。「データをあつかう」、「データをつくる」、「データをみつける」という3つの要素です。一見、これらは簡素なタスクに見えるかもしれませんが、実際にはそれぞれが深い含みを持っています。

まず、第一の「データをあつかう」は、データの収集、分析、そして解釈というプロセスを表しています。最先端の技術やアルゴリズムを活用し、生のデータを意義深く、かつ価値ある情報に変換します。

次に、「データをつくる」は、新たなデータを創出することを志向しています。利用者の行動パターン、嗜好、生活スタイルへの深い洞察に基づき、独自性のあるデータを生み出し、それにより新規の知見や価値を探求します。

最後に、「データをみつける」は、既存のデータから新しい視点や意味を見つけ出すことを示しています。表面的に見えているデータから一歩進んで、新たな視角や解釈を導き出すことで、予測の正確性や解析の精度を一層高めます。

これらの視点を持つことにより、私たちは健康、暮らし、介護といった領域における研究開発や事業化の機会を継続的に探求し、支援することが可能になります。これによって、私たちが描いている新たなビジネスモデルを実現するための仕組み作りが進行します。

3つの視点からのアプローチ

上記の3つのセグメントそれぞれの支援メニューそれ自体が、ライフケア、ヘルスケア分野で挑戦を続けるスタートアップにとって必要な要素になりますし、その支援サービス自体もビジネスとして成り立つと考えています。


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