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ドクターズキッチン構想

■概念

ドクターズキッチン構想は、食による健康管理・予防医療・介護予防などを科学的にアプローチするプロジェクトです。薬膳や食事療法、健康食など、個々の健康状態や生活環境に合わせて最適な食事を提供・指導します。そして、この構想を全体として「ドクターズキッチン」と名付けています。

医療機関や医師と連携し、個々の健康や生活データを基に最適な食事指導方法を提供します。地域の社会インフラとしてこのシステムを整備し、地域包括ケアシステムを支える一端を担うことも視野に入れています。

また、複数の病院が一緒になり、地域の食のサポートをする健康食ソリューション事業を目指しています。その中で、食材の効能や栄養、調理法などから、個々の健康状態や生活状況に合わせた食事の指導やサービスを開発します。

さらに、安全で機能性の高い食材の開発や流通、そして家庭までの全体的なビジネスモデルも考えています。フードテックによる新しい食品・食材の開発や、そのデータの取得・管理・解析も視野に入れています。

このプロジェクトはまだ構想段階ですが、共創コンソーシアムを組成し、実現したいと考えています。

■新たなビジネスモデル創出

複数の病院がセントラルキッチン方式で拠点形成し、地域食支援モデルを含めた総合的な健康食ソリューション事業として展開できることを目指しています。

これまでの食と心身の関係だけではなく、食材の効能や栄養、調理方法からそれぞれの個人に合わせた健康維持・増進・改善方法としての各人の健康状態と暮らしぶり・家庭の状況に合わせた食の指導やサービス(Precision Food:個別化食支援モデル)の開発を目指します。

また、安全な食材、機能性の高い食材、環境にやさしい食材等の開発から流通、生産から小売や家庭までのトータル的なビジネスモデルとして構築していくことも目標としています。

将来的にはフードテックにより創出されたさまざまな食品・食材の地域フィールド実証支援(データ取得・管理・解析等を含む)の機能も持たせることができると考えています。さらに、食のカーボンフットプリントの導入も考えたいと思います。

このようなプロジェクトを構想として考えております。まだ時期尚早かもしれませんが、共創コンソーシアムを組成するなどして、いずれ実現したいと思っています。

構想の全体イメージ
異分野共創のイメージ
エリアマネジメントモデルへの展開

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