見出し画像

共創の力で介護業界を変革! 〜介護助手サポートデスクプロジェクト〜


「介護助手サポートデスクプロジェクト」全体図

「介護助手サポートデスクプロジェクト」は、地域の元気な高齢者と介護老人保健施設を繋げ、介護の専門職が本分の業務に専念できるよう、補助的な業務を行うサポート人材が協力するという取り組みです。この取り組みは介護人材不足の問題を解消することを目指しています。

当プロジェクトが介護老人保健施設から始まる理由は二つあります。一つ目は、医師や看護師、そしてセラピスト(理学療法士、作業療法士、言語療法士)といった多くの専門職が集まっており、その経験と知識がサポート人材への教育に生かせると考えたからです。

二つ目は、施設が地域に開かれ、在宅復帰を中心にしたサービスを提供しているため、地域の共生拠点として機能させることができると考えたからです。地域の元気な高齢者が施設で働くことで、地域コミュニティも活性化されると期待しています。

さらに、地域の元気な高齢者でも、加齢や疾患による身体機能の低下があります。そのため、訪問看護ステーションと連携し、ヘルスケアサポートを提供するという取り組みも行っています。

さらに、当プロジェクトでは、介護老人保健施設を企業の「介護リビングラボ」の場として提供します(産介連携)。ここから得られる収益は介護施設に還元され、新たな収益源を作り出すことができます。また、リビングラボのサポートとして活動する介護助手にも報酬が出る仕組みになっています。

そして、各施設で実施する介護リビングラボから得られたデータを集積・管理し、新たなデータケア事業のためのリソースとして提供することも計画しています。

これにより、介護業界の発展と共に、地域全体の健康増進と地域共生の拠点形成に貢献することを目指しています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?