【21/22 ユースリーグ GS第2節】ユベントスU19vsチェルシーU19
チャンピオンズリーグの前哨戦としての立ち位置でもあるユースリーグ。
ホームで迎えたグループステージ第2節のチェルシーU19戦は、3-1で勝利に終わった。
トップチームもウノゼロ勝利と、第2節はチェルシーに2戦2勝のユベントス陣営。
メンバーリストと採点
↓ユベントスU19
↓チェルシーU19
採点
GK
ガローファニ:7.0
DF
サヴォーナ:6.5
エンゾアンゴ:6.0
ムハレモビッチ:7.5
トゥリッキア:6.0(93’→マレッサ)
MF
ムラッツィ:8.0
オミッチ:7.5
ミレッティ:8.0(67’→ボネッティ:6.5)
イリング:7.0(78’→アーザ:6.0)
FW
スーレ:8.5(78’→ガランテ:7.5)
キボゾ:6.5(67’→トゥルコ:7.5)
MoM
💎💎スーレ💎💎
文句なしのマンオブザマッチはスーレ。
そもそも今季からU23に飛び級で登録されているスーレはこのユースリーグに出場すること自体がサプライズだった。
おそらく相手が屈指の強豪チェルシーユースであることと、ホームゲームであることが招集された理由だと思われる。
また、昨季コロナの影響でユースリーグが開催されなかったためスーレ自身ユースリーグは未経験だったことも挙げられよう。
ユースリーグ最多決勝進出数字&最多優勝数を誇るチェルシーユースの面々を容易く弄ぶスーレ。
プレシーズンマッチで素晴らしい活躍を見せ多くのユベンティーニを虜にしてから、急激な成長を遂げている。
間違いなく既にセリエCのレベルを超えるスーレは、やはりユースリーグでもレベルが違った。
誰か海外サポでもSoule vs Chelsea U19の動画作ってくれないかな。
ユベントスU19
得点シーン
・1点目
ムハレモビッチの神フィードからスーレのクッキアイオ。
ムハレモビッチは今季新戦力組の1人であるが、正直期待以上の選手である。
足元あり、レフティー、対人性能あり、落ち着きありの優れ者で、手放したくない逸材。
フィードを受けたスーレのタッチも文句なしで、余裕のないなかでGKのポジションをよく見てクッキアイオを選択。
とても美しいゴールだった。
正直、得点するまでは相手ペースだったので、かなり大きな得点である。
・2点目
百聞は一見にしかずということで動画を。
絡んだ全員が素晴らしいが、目立つのはスーレのサイドチェンジとミレッティのキボゾへのパスだろう。
やはりU23組は明らかにレベルが違うのがわかる。
・3点目
オミッチのクリア気味のロングボールを受けたトゥルコが敵陣深くまでドリブル→走ってきたガランテへラストパス→ゴール
トゥルコが割と何でもできるのがすごい。
初見は高身長で不器用型のセンターフォワードかなと思ったが、どうやら違うらしい。
ガランテも少し窮屈なタッチとなったが脚を素早く振り見事に決めた。
まさにストライカーという感じのシュート。
イリング
今回古巣戦となったイリングは、気持ちの入り方が1人だけ違ったようだった。
プレスバックが効果的で、普段より多くのボール奪取を記録した。
得点にこそ絡んでないものの、組み立てやネガトラ、リトリートの守備において存在感を発揮した。
しかし、イリングの真価は攻撃にあるため、そこはこういったビッグマッチでも発揮してほしかった。
成長の余地はそこにあるだろう。
チェルシーU19
5番トーマス
チェルシーの攻撃は右サイドの5番頼りだった。
Googleで調べたところ
Silko Amari Otieno Thomas
という選手らしい。
とにかくスピナツォーラのような攻撃的なウイングバックで、彼がボールを持った時が一番苦労したと思う。
8番のラグビー選手のような身体をしたHallも素晴らしかったが、チェルシーの中で良かった選手を1人挙げるとすればトーマスだろう。
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