【21/22 ユースリーグGS第5節 チェルシーU19戦】
トップチームが戦うチャンピオンズリーグの前哨戦である、敵地ロンドンで行われたユースリーグ第5節チェルシーU19戦は、前回対戦と同じく3-1でユベントスU19が勝利した。
試合から時間が経ってますがnoteにおこすのを忘れていました
メンバーリスト
MotM
ミレッティ
この試合はスコアからも分かるように本当にユベントスU19側は全員が良かったので、MotMを選ぶのはかなり難しかった。
ボナッティ監督のプリマベーラは、GKも含めてポゼッションサッカーを志向しており、安定感のあるビルドアップが持ち味の一つとなっている。
ユースリーグでは、U23へ飛び級昇格したスーレとミレッティがU19に合流するため、いつも以上にビルドアップに安定感があった。
主に攻撃面で貢献したミレッティ。トゥルコが獲得したリゴーレを落ち着いて決め、ついにユースリーグ初ゴールを記録した。
そういえば、U23飛び級昇格組のミレッティは32番、スーレは33番を着けるユースリーグだが、対戦相手のサポーターから見たら「どうしてこんな上手い選手がこんな大きい番号なんだ?」って思われてそう…
ユベントスU19
ピックアッププレーヤー
オミッチ
この試合で特に輝いていた選手のひとりが、アンカーのオミッチである。
今季はプリマのキャプテンとしてチームを牽引するオミッチは、オーストリア世代別代表に選出された際にもスタメン出場する実力派。
昨季はネクスト・ベンタンクールとも言われるバレネチェアがアンカーとして攻守に渡り絶大なカバー力を見せていたが、今季はオミッチがそれを引き継いでいる。
個人的に、プリマで今季最も成長した選手と評価している。
決して明らかに体格が完成されているわけでもなければ、ミレッティやファジョーリのように圧倒的な個性を持つわけでもない。
(とはいえボールを扱うのは普通に上手い)
しかしながら、カンテのようにトランジションでの貢献度が凄まじく、中盤の攻防戦では絶対に欠かせない選手である。
トゥルコ
昨季プリマの生粋のストライカー、ダ・グラカが今季からU23に昇格し、得点力が不安要素の一つだった今季ユベントスU19。
そんなチームを牽引するCFが、今季U17から昇格したトゥルコである。
これまでリーグ戦とユースリーグを合わせて15試合に出場し8ゴール2アシストを記録しているトゥルコ。
長身CFらしからぬ柔軟なプレーを得意とし、落としや繊細なボールタッチなど、さまざまなプレーができるレフティー。
この試合ではゴールを決めたほか、ミレッティの得点に繋がるリゴーレを獲得している。
怪我から復帰したプリマベーラ屈指の長身FWチェッリと組むFW陣は破壊力抜群だろう。
フィウマーノ
なかなか出場機会に恵まれないフィウマーノだったが、期待の新戦力CBムハレモビッチの負傷や世代別スイス代表CBアイダリのレギュレーション問題により、徐々にプレー時間が増えてきた。
この試合もスタメン出場を果たしたフィウマーノ。
U23へと昇格したCBリッチオやデ・ヴィンテルほど圧倒的な実力は示せていないが、少しずつ成長してきた模様。
先日U23デビューも果たし、これから今季残りの期間でどれだけアピールできるかが今後の彼のサッカー人生を大きく左右することになるだろう。
チェルシーU19
ピックアッププレーヤー
ウェブスター
チェルシーU19で最も印象的だった選手が、8番のウェブスターである。
ポジション的にミレッティとマッチアップすることも多く、ここだけレベルの違う1on1を見せていた。
繊細なボールタッチと広い視野が特徴で、これは順調にいけば数年後には名の知れた選手となっていそうな雰囲気。
11番のValeも良かったが、1人挙げるとすればやはりウェブスターだろう。
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