コロナワクチン副反応体験記②

前編は下記をご参照ください。

前回の記事では2日目(接種翌日)の段階で不快症状がだいたい落ち着いたので一旦締めくくることにした。
ただ、1~2日目ほどではないもののその後も倦怠感などが続いたので、その辺りの経過も補足程度に記録しておこうと思う。

■3日目

今朝の体温は35.9度。起きてすぐは倦怠感は無し。しばらくすると軽い頭痛と倦怠感が出てきたが、もともと持病持ちなのでワクチンの副反応の影響かは不明。
接種部の痛みは軽くなっているが、腕を肩より上に上げようとすると痛む。周辺部のかゆみはまだ少しあるが、特に気にならない程度だ。
RLSは昨日ほど強くはないが、今朝も発症。

副反応相談窓口で案内された予約窓口は、今朝は数分ですぐ繋がった。
ただ、1回目の担当医の言う「大きな病院」にどこが該当するかはオペレーターさんも判断しかねるとの事。また、総合病院などはどこも埋まっていて、予約は難しいとの事だった。
とりあえず大きめの集団接種会場で予約を取り直してもらうことはできた。

午後になってまた倦怠感が強くなってきた。
17時に体温を測ると35.5度。朝は36度未満のことも多いのだが、いつもなら午後には普通に36.5度前後まで上がっていたはずだ。
まだ副反応の影響が残っているのだろうか?大抵の人は逆に体温が上がるらしいが・・・。

腕の方は脇を45度以上開くと痛むようになった。特に強い痛みというわけでは無いのでやろうと思えば180度まで開くことは出来るのだが、開くごとに痛みは増していく。

20時ごろには倦怠感も軽くなってきたので夕食を摂る。少し胃にもたれる感じはするが、一応普通に食べることはできた。
食後の体温は35.9度、今日もなかなか36度以上まで上がってくれない。

体温が36度に達しないまま1日が終了。
深夜1時半ごろになって急激に空腹感を覚える。とりあえず冷蔵庫の中にあるものを適当に口に入れる。昨日一昨日とほとんど食事が取れていなかったせいだろう。タイミングはちょっとアレだが、食欲が出てきたことはありがたい。
体温を測るとようやく36.0度まで上がっていた。

■4日目

今朝の体温は36.3度。
腕の痛みはまだ少し残っているが、それ以外の不快症状は特に感じない。

夕食もいつもより少なめではあるが普通に食べることができた。
体温も若干低めではあるものの、36度以上を維持できている。
4日目にしてようやく副反応からほぼ脱し、日常に戻れたようだ。

■まとめ

接種当日を含めて丸3日も寝込むことになってしまった。正直2回目の接種を受けるのはちょっと怖い。
ただ、表面を病原体に似せただけのワクチンでこれだけつらいのなら、本物の新型コロナウイルスに感染・発症したならどうなるのだろう?症状がつらいのはもちろんとして、後遺症が残ったり、死に至る可能性だってあるのかもしれない。
また、感染者が急増して医療リソースが逼迫している現状であれば、そもそも病床が足りずに治療を受けることすら出来ないという事すらありうる。
それらのリスクを考えればこの程度の副反応は安い物、2度目の接種を受けないという選択肢は有り得ないだろう。

また、副反応としては発熱がよく話題に上っているようだが、私のように逆に体温が低下するケースもあるようだ。
解熱剤と併せて、生姜系飲料や漢方薬の真武湯など、体温を上げる系の薬や食品の準備もしておいたほうがいいのかもしれない。

新型コロナワクチンの副反応のリスクは不安だし人によってはそこそこつらい。けど、それって子供が「お注射いやーっ!」って予防接種を嫌がるのと本質的には同じなんだよね(もちろん、重篤な副反応が予想される人は別だけど)。
確かに痛みの程度はちょっと(?)大きくはなるんだけど、そこは大人なんだからぐっと我慢して頑張っていくとしましょー!

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