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振り返りの坩堝。反芻する時には「思考の整理学」

実は今週はすごく書きたいことがあるのですが、、、
ちょっと今週ではまとめれそうにないので、来週に回します。

という謎の冒頭文から始まりますが、今週は「思考の整理」について。
きっと「おや?あの話をするな」と思う皆さんも多いのではないでしょうか??
最近はこってり思考中毒ですw

今日は外山滋比古さんの著書・「思考の整理学」中にて語られていた「メタノート」を紹介します。考えを整理整頓し、要点だけを抜き出した洗練された意見を作る優れものです。

メタノートとは??
メモのアイデアをノートへ、さらに別のノートに移すことを、常に傍らに置いている外山滋比古さんの著書『思考の整理学』では「メタ・ノート」と表現しています。もとの前後関係から外すことで新しいコンテクストが作られ、コンテクストが変われば意味は変化していく。新しいところへ転地させるとそのアイデアはいっそう活発になる可能性がある、ということです。

ポイント
(1)手帖を持ち歩く。ただ、一日ごとの欄をすべて、着想、ヒントの記入に使う。
(2)別のノートを準備する。手帳の中のアイデアを時間を置いて見返す。ひと眠りしたアイデアで、まだ脈のあるものをこのノートに移してやる。
(3)いわゆる「メタ・メタノート」を作り、今度は「メタノート」の中から、後から見返して脈があるものを保存する。
(4)大事なことは、「重要そうじゃなくても、どんなにささいな思考の芽でもメモをすること」「時間を空けてから見返すこと」「抽象化の連続」だと思う。

こんな文章が
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ありふれた素材と素材とが思いもかけない結合、化合をおこして、新しい思考を生み出す。発想の妙はそこにありというわけである。発想がこれほどまでに問題にされながら、その母体、ならびに作用についてほとんど考えられていないのはおかしい。発想のおもしろさは、化合物のおもしろさである。元素を創りだすわけではない。
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わかりにくかったら、すいません。
「思考の整理学」、この本には、手帳とメタノートによる「深い思考の作り方」の他にも、複数の意見をカクテルのように上手く混ぜてより説得力ある文章を作る方法ななど、生きていくのに役立つ知恵に富んだ文章が数多く載っています。僕はこの本で、振り返りの坩堝になったし、反芻する時に「思考の整理学」を思い出します。

本はこちらです。
思考の整理学 (ちくま文庫)
外山 滋比古 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E6%80%9D%E8%80%83%E3%81%AE%E6%95%B4%E7%90%86%E5%AD%A6-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%A4%96%E5%B1%B1-%E6%BB%8B%E6%AF%94%E5%8F%A4/dp/4480020470


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