開発生産性と開発者体験の向上に取り組んできたことの振り返りとこれから
アイミツ開発チームでエンジニアリングをしているdelikuです!
この記事は エンジニア組織の開発生産性・開発者体験向上の取り組みをシェアしよう! by Findy Advent Calendar 2023 の10日目の記事です。
PRONI株式会社の紹介
「受発注を変革するインフラを創る」をビジョンに掲げ、発注者と受注企業を適切にマッチングし、企業間取引の利便性向上に貢献する事業を展開しています。当社の事業目的は、経済活動の根幹ともいえる企業間取引に残る「不」を解消し、企業経営の生産性改善、ひいては日本の産業活性化に寄与することです。
PRONIアイミツ
「最適なプロに、最速で」サービス開始から10年を迎え、BtoBに特化した国内最大級の受発注プラットフォームサービスを提供しています。
開発生産性と開発者体験の向上に取り組んできたことへの振り返り
システムリプレイス
昨年10年弱続いたサービスをシステムリプレイスしました。詳細は下記ブログにかいていますが、不要な機能、ロジックを削除したシンプルな設計を実現した結果、コード量を大幅に削減できました。またある程度モダンな環境にリプレイスできたことで開発サイクルの速度向上につながっています。
スクラムを導入した開発フロー
言われたものを単に開発するのではなく、「なぜその機能改修が必要なのか」「本当に優先度が高いのはどれか」をエンジニアも理解する必要があります。プロダクトはエンジニアだけでなく一緒につくっていくものです。それを助けるスキームとしてスクラムを採用しています。
良質な開発者体験を整える
私は、心地良く仕事をできているかどうか が大事だと考えています。また心地よい環境があるからこそ良質なアウトプットをだせるとも思います。
下記の問いかけを定期的に自問自答し、もしどれかに当てはまる場合、なにかしら行動をすることを心がけています。
・ストレスなく作業できているか?
・心理的な不安がないか?
・物事を進めることに対し、妨げる障壁が多くないか?
コードレビュー文化
基本的にリモートで開発することが多いのですが、テキストによるニュアンスの受け取り方は人によって違うという前提のもと、プレフィックスを添えてコメントする運用をしています。テキストで伝えることが難しい場合(認識齟齬を起越すかもしれない場合)は、Slackハドルを活用しています。
技術的負債を残さないスキームの構築
仮説検証を素早く繰り返すことと、負債を溜め込まないこととうまく両輪をまわすために決め事とフローを整備しています。実際にこのフローでやっていますが、戻しタスクの優先度が低くなってしまい長期間検証コードが残り続けるといった課題がでてきたので、ベロシティをうまく使って定期的にその作業を組み込むなどのアプローチをしていきたいと考えています。
Findy Team+ Award 2022 受賞
2022年は受賞できましたが、2023年は受賞ができませんでした。各社の取り組み内容を見ていると、まだまだ弊社でも改善する余地がありそうだと感じています。
さらなる開発生産性・開発者体験向上への取り組み
AIコーディングサポート導入
GitHub Copilotを試験導入を始めました。AI導入によるコーディング時間の短縮や質の高いコードの実装を期待しています。
また、PullRequestに対するAIレビューなども検討しています。
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今回の記事を読んでPRONIに興味を持っていただけた方は、まずはカジュアル面談でざっくりお話させていただければと思います!