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きもの販売員の話

ずいぶん昔の話ですが、忘れられないことがあります。

チェーン展開しているある着物屋さんで、50代後半と思われる男性販売員の方が仰ったことです。

「『◯』マークの●●紬はダメ」
「△△の▲▲紬はダメ」
※不快な思いをされる方がいらっしゃるかもしれませんので、伏字にしました。

ダメという言葉はその織物を否定しているような印象を与えかねませんし、何をダメと仰っているのか理解できませんでした。

着物に携る方なら、生産者の方々のご苦労もご存知なのではないかと思うのですが、とても悲しい気持ちになりました。
きっと生産者の方々は、もっともっと悲しい思いをされるのではないかと思います。

いろんな方がいて、いろいろな価値観があるので仕方のないことですが、業界の方からこのようなお話を伺い、残念でなりませんでした。

もしこういう話を聞いたら、そのまま真に受けずに本当にダメなのか少し考えていただけると嬉しいです。
愚痴になってしまいごめんなさい。

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