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買い物の醍醐味を体感っ!!

今回のご依頼は『くるまるしぇ』さんから撮影のご依頼をいただきました!撮影場所は高齢者が暮らす施設。そこで週に1回、9:40-10:40の時間で施設内にお住いの方たちの買い物の機会をつくってるんです!この施設以外にも、ペースはそれぞれですが回られています。『デリしげ』を運営している「しげを」は福祉関係の仕事が本業なので、一度覗いてみたい現場だったのでお声がけいただいたのは純粋に嬉しいです!当日はあいにくの雨でしたが、無事時に現場に到着し、準備から!

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今回はホームページに利用する雰囲気が伝わる写真の撮影のご依頼。すでにデリしげの写真もご覧いただいてのご依頼ではありますが、イメージ共有のため「こんな雰囲気でー」的な写真を6枚ほどいただいていたので準備している間に撮影ポイントを探りながら待機。「個人情報の絡みがあるので買い物している方の顔は映らないように」ってとこも結構条件としてはキツイんですが、プラスで「『くるまるしぇ』のスタッフ側もマスクをしている」ってこと、でちょっと不安を持ちつつ、いざスタート!

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いつも来てくれるKさん(仮称)が一番乗り。実は食堂スペースをお借りして準備しているんですが、その時からすでに、近所の商店街の人に会ったみたいに話しかけているのが印象的でした。ずっとおしゃべりしながらぐるぐる回って品を見定めて、小ぶりの買い物カゴ3つ分くらい買ってリュックに詰めて杖ついてルンルンでお部屋に帰っていく姿が。その後にも続々と!杖をついてくる方、車いすでくる方、友達誘ってくる方....。自分でカゴを持って真剣に見定めていると「これとこれは何が違うの??」って私に聞かれてカメラおいていっしょに聞いてみたり、昔話に花が咲いたり、最近あったことをおしゃべりしたりしている空気感がなんとも言えず、ちょっと懐かしさもある素敵な時間。

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それをみて、やっぱり買い物って大事だなーって思う以上に、『くるまるしぇ』のスタッフさんとおしゃべりしたり、普段あんまり関わることのないご近所さんとここでおしゃべりしたり、そういう場として、大切な暮らしの場になっているんだなーと思いましたね。

モノを売りたいんじゃなくて、楽しんでもらいたい。

代表の奥住さんは、「施設のスタッフさんも多忙だし、今は新型コロナウイルスのこともあり、イベントなどもなかなか出来ない中で、『くるまるしぇ』を通して、足りない何かを補いつつ、利用者もスタッフも『くるまるしぇ』もハッピーになれたら嬉しいですね。」とおっしゃってました。

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そんな話を裏付けるように、商品の数も当初より5倍も増えちゃうのは、モノを売りたいっていう目的のためじゃなく、「利用者さんに楽しんでもらいたい」って気持ちが溢れてるからなんでしょうねー。やさしい声かけや心地いい距離感でのコミュニケーション、それでいて手を出しすぎないってバランスをとるのって簡単じゃないんですよね。でもそれが嫌味なく出来てるんですよねー。そんな空気感がちょっとでも伝わってくれたらいいな。

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というわけで、撮影のご依頼をいただき、現場に入らせていただくことが増えると、「レンズが欲しい」「レンジが欲しい」という気持ちが高まってきます!できるだけ、そのときの空気感が伝わるような写真を撮りたいなーと思っております。

あ、「デリしげ」はカメラだけではなく、諸々ジャンルは絞ってませんので、介護用品の仕事でも、草むしりでも...面白そう!!って思えたら可能性アリアリですのでお声がけくださいませー。

『デリしげ』問い合わせ:wada@sync-happiness.com


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