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ゲーミングPCの選び方(備忘録)

0.おことわり

なるべく詳しく書きたいとは思いますが、既に記事化されている部分は参考リンクを貼って省略するので、その都度リンク先を見て勉強して頂ければと。私自身も初級者程度なので、「お前その説明は間違ってるよ」というところがあれば指摘して頂ければ修正します。

また、本文中の説明は、大まかな理解に支障が無い限り、意図的に説明を省く場合があります。ご了承ください。

1.はじめに

私は普段「Yahoo!知恵袋」で活動していますが、パソコンカテゴリを見ると、『AmazonでゲーミングPCを見つけたんですが買ってもいいですか?』『家電量販店で買ったパソコンでゲームをすることはできますか?』の質問が比較的多いです。残念ながらこれらは遊べない可能性が高いです。

前者は見た目だけ良い、あるいは、他のパソコンから写真を持ってきている中華メーカーのパソコンの可能性があります(もちろんすべての中華メーカーが信頼出来ない訳ではありません)。
DellやAsus、MSIといった大手ブランドでは無いことが多いです。
大手ブランドで無いことが何が悪いのか、と言うと、購入後のサポートが限定されていたり、無いことがあり得ます。パソコンの不具合を自力で解決できる方で無いのであれば、よく知られたメーカーから買う事が良いのでは無いかと思います。

後者は、後述するように、専用のグラボ(GPU)が搭載されておらず、簡易的な内蔵GPUのため、本格的にゲームを遊ぶことができません。Iris Xe Graphics や Ryzen 5 ○○○○U with Radeon Graphicsのように、内蔵GPUの中でも性能が良いものもありますが、専用のグラボを搭載した製品にはかないません。

また、『予算が5万円しか無いんですが、ゲーミングPCを買えますか?』という質問も頂きます。『5万円の中古ゲーミングPCを見つけました』という声もあります。残念ながら、新品のパソコンはゲーミングPCでなくとも、5万円では最低限満足する製品はありません。また、中古ゲーミングPCは、スペックを読み解く力に加えて、販売している業者が信頼できそうか、ということも見極める必要があります。

文章はかなり長くなっていますが、パソコンのスペックの読み解き方だけでもお付き合いください。

2.パソコンのスペックが0から分からない!全部教えろ

全部は書けませんし、とりあえずこの辺を見て勉強して頂いた方が良いかと思います!(私も価格.comのサイトは、PC選ぶ際に必ず参考にしますし、グラボの性能等をチェックするためにいくつかのサイトを行き来します)。

(1)パソコンを選ぶ際にまず確認したいサイト

長い…覚えきれない、という人は最低コレを覚えて!

よく使われる例えとして、パソコンを人に見立てて説明したものがあって、
・メモリ:パソコンくんが作業する際に必要な机の広さ
→数字が大きいほどパソコンくんは作業しやすい!

・CPU:パソコンくんの頭の良さ
→Intelの場合:Core i9>i7>i5>i3>>Celeron
→AMDの場合:Ryzen 9>Ryzen 7>Ryzen 5>Ryzen 3
※CPUには第○世代という、新しさを示す番号が付けられているので、基本は上の通りだけど、購入する際には第○世代まで見れると良いかも!
第○世代の説明は、上のリンク先に載っています。

・GPU:パソコンくんが絵を書くときの頭の良さ
→ゲーミングPCで無いPC:CPUに内蔵されている、小型のGPU
→ゲーミングPC:専用のGPU(グラフィックボード、グラボ)
パソコンでゲームする場合は、グラボが無いとキツイ!

・ストレージ:パソコンくんが覚えられる記憶の量
→HDD:◎大量に覚えられ、安い ☓比較的低速 壊れやすい
→SSD:◎動作が高速で壊れにくい ☓高価

(2)ゲーミングPCを選ぶ際に確認したいサイト・書籍

(1)パソコンメーカー HPのサイト

Q&A形式で教えてくれるので、基本的なギモンはここで解決できるかも!?

(2)パソコンメーカー ドスパラのサイト

グラボの性能が一目で分かるので、今のパソコンに搭載されているグラボの性能が分かるかと思います。

(3)『自作PCバイブル - 晋遊舎』

自作PCを作る人向けの雑誌だけど、個人的に分かりやすかったので選出。インターネットを探せばこの雑誌の情報は載っているけれど、入門編として選ぶのは全然アリだと思います。

3.ゲームの推奨動作環境(推奨スペック)の読み解き方が分からない!早く教えろ

これはもしかしたら自己流なのかもしれませんが、初心者向けに読み解いてくれているサイトが意外に少ないので、ここで紹介します。

まず、CPU、GPUの性能を示す値として「ベンチマーク」というものがあります。ベンチマークとは比較するために使われる指標のことで、CPUやGPUの性能が数字の大小で示されるので、性能の良し悪しが一目で分かります。

今回は「Passmark」というベンチマークソフトの結果でCPU・GPUの性能を把握したいと思います。Passmarkの結果はネット上に公開されているので、新しくソフトを購入する必要はありません。ただ、公表結果のページは英語なので、その点少し難しいかもしれませんが、見方が分かればできるようになるかと思います。

例を挙げて順々に説明して行きたいと思います。
まず、「APEX Legends」の推奨動作環境(推奨スペック)を確認します。
推奨動作環境とは、これくらいの性能のパソコンがオススメだよ!という事です。最低スペックとは、ゲームをするためには、これくらいの性能は無ければいけないよ!という事です。

(1)ゲームの推奨動作環境(推奨スペック)を検索しよう!

まず、『(ゲーム名) 推奨動作環境』で検索します。APEX Legendsの場合は、『APEX Legends 推奨動作環境』で検索します。

以下、上記リンクより引用します。

OS: Windows 7 64ビット版
CPU: Intel i5 3570Tおよび同等品
メモリ: 8GB
GPU: Nvidia GeForce GTX 970 / AMD Radeon R9 290
GPU RAM: 8GB
ストレージ: 22GB以上の空き容量

OSの説明は省略しますが、簡単に言うとWindowsとMac OSが有って、普通に市販されているパソコンはWindowsになります。
新しさの順にWindows 11>Windows 10>Windows8.1(8)>Windows 7になります。このうち、2023年2月現在もサポートが終了しておらず、安全にネットに繋げるのはWindows 11とWindows10になります。ただ、今から購入される場合は、あえてWindows10にする理由はありません。
ゲームをする場合は、Mac OSも選択肢には基本的に入りません。

ストレージも22GB以上の空き容量と書かれていますが、今のパソコンは価格の安いものでも256GB以上は有りますので、特に心配することは無いと思います。

(2)推奨動作環境のCPUの見方は?

本題に入ります。まずはCPUから。
推奨動作環境を見ると、「Intel i5 3570Tおよび同等品」と書かれていますが、これだけでは、どのくらいの性能か分かりませんよね。

検索方法としては、『(CPU名) passmark』で検索します。今回の場合は、『Intel i5 3570T passmark』で検索します。すると、以下のようなサイトが出てきます。

(『Intel i5 3570T passmark』Google検索より引用)

上記のリンクを見ると、右側に【Average CPU Mark】が出てきます。この4057という数字を書き留めておきましょう。

(『Intel Core i5-3570T @ 2.30GHz - passmark』より引用)

次に、購入したいパソコンの性能を調べます。今回は下記リンクのパソコンを調べます。

大手量販店(ヤマダ・ヨドバシ・ビック…)によく置いてある、液晶とパソコン本体が一体型のパソコンですね。これでゲームが遊べるのでしょうか?

【CPU種類】の項目を見ると、第10世代 インテル Core i5 10210U(Comet Lake)と書かれていますね。そのため、先程と同様に、『Core i5 10210U passmark』で検索してみます。そうすると、

【Average CPU Mark】は6325となり、ギリギリ満たしていそうだ、というのが分かります。※だからといってゲーミングPCとして肝心なのはGPUの項目なので、早とちりせずに(3)のGPUの項目も御覧ください。

(3)推奨動作環境のGPUの見方は?

※(2)で説明していますので、(2)から続けて御覧ください。
CPUと同様に、GPUについても調べます。
「Nvidia GeForce GTX 970」というのが、APEXの推奨動作環境でした。
Nvidia(エヌビディア)、AMD(エーエムディー)というのは会社名なので、会社名を省略して、『(GPU名) passmark』で調べます。

今回は、『GeForce GTX 970 passmark』で検索します。

すると、今度は(2)で見た箇所が【Average G3D Mark】となっています。
この9640という数字で比較するので、書き留めておきましょう。

次に、先程(2)で購入しようとしたパソコンのGPUを確認します。

GPUは【ビデオチップ】のところに書かれており、「Intel UHD Graphics」であると分かります。同様に『Intel UHD Graphics passmark』で検索します。

※CPUがAMDのRyzenシリーズの場合、CPUの名称でGPUも出てくる可能性があります(AMD Radeon Graphicsのため)。その場合は、『Ryzen 5 5500U passmark gpu』等で調べたりすると良いかと思われます。

すると、【Average G3D Mark】は1491であることが分かります。

よって、CPUの性能は満たしていたけれど、GPUの性能は満たしていないため、ゲームは遊べない、という事が分かります。
基本的には一体型のパソコンで本格的なゲームを遊ぶのは厳しいと考えておいても間違いは無いと思います。

(4)画質ごとの推奨動作環境を知るには?

この記事のように、そのゲームの設定について比較検証している記事が有りますので、都度検索して調べてみる作業が必要になってきます。

4.ゲーミングPCの予算は?どこで買うのが良い?

(1)予算について

まず、ゲーミングPCでないノートパソコンで、個人的に最低限満足できるレベルなのは、コチラの製品です。

Ryzen 5、16GBメモリ、512GB SSDと比較的高スペックながら、価格も7万円台に抑えられているので、使い続けることを考えるとコスパが良いと言えます。HPもアメリカの大手メーカーなので信頼できます。

ではゲーミングノートPCを見てみると、この価格にグラボ(GPU)の代金が上乗せされると考えると良いです。ロースペックのものでも、2~3万円が上乗せされてきます。

上の製品だと、現在のグラボの中ではロースペックのGTX1650が使われています。値段を考えるだけでの提示なので、あまりオススメできません。価格としては10万円台になってくる、という事ですね。

ゲーミングデスクトップPCでも、同様の事が言えます。BTOパソコンだと、CPUクーラーやCPUグリス、電源ユニット等のカスタマイズが入ってきます。

(2)どこで買うかについて

Amazon等で『ゲーミングPC』と検索すると、中古製品・リノベーションPC・中華ブランド(すべての中華ブランドが悪い訳ではありませんが…)が出てきて初心者には分かり辛いです。そのため、BTOの公式サイトから購入されるのをオススメします。以下に代表的なメーカーを記載します。

※BTO:Built to Orderの略で、受注生産を指します。
PCのパーツを目的に合わせてカスタマイズできる、と思っていても大丈夫かと思います。

(1)ドスパラ

日本のBTOメーカーで、国内各地に実店舗が有ります。価格は少々高めですが、サポート等が充実している印象です。

(2)mouse computer

乃木坂46のCMでも知られている、日本のBTOメーカーです。価格は少々高めですが、サポート等が充実している印象です。

(3)Frontier

ヤマダ電機傘下のメーカーで、価格は少々安めです。セール開催時に購入するとお得かもしれません。

他にもDellやAsus等のパソコンメーカーが有りますので、価格.comで検索して値段比較をされるのが良いかと思います。一部のメーカーは、購入前相談もやっていますので、検討材料にされると良いかと。

5.中古のパソコンは安いよね?安いなら買っちゃおうと!

「ストップ!」と言っても、もう遅かったりして。

『Yahoo!知恵袋』等では中古パソコンの購入後に「動作が重い」「ゲームが遊べない」等の声が聞かれます。
中古パソコンを選ぶ際には、スペックを調べる知識が必要になります。楽天やAmazonの「初心者オススメ!」の声に惹かれて迷い込んだ挙げ句にゴミを買わされてしまう可能性も十分にあるかと。

自分で中古パソコンのスペックを調べ、どの程度動作できるか予測がつかなければ、基本買わないことをオススメします。

もし、どうしても予算の都合上、中古パソコンにしたい場合、購入前に「Yahoo!知恵袋」の「パソコン」カテゴリにスペックや製品URLを貼って、高いのか安いのか診断してもらった方が良いと思います。
回答者がまともなら、少なくともゴミは買わされない可能性が高まります。

また、Amazonでは「Amazon Renewed」なるブランドで中古パソコンが売られていたり、Windows11やMicrosoft Office(ワード、エクセル等)が入ったパソコンが超格安で販売されていたりしますが、

これらも怪しいので手を出さない方が良いかと思われます。

まず、Windows11が基本的にサポートしているCPUは、

Intelの場合:第8世代以降のCore
AMDの場合:Ryzen 2000以降

と言われています。

※CPUの世代については、1. (1)で挙げたパソコンの選び方のサイトに書かれています。

ですが、Amazonで販売されている中古パソコンでは、明らかに第7世代以前のCPUのパソコンでもWindows11対応となっていることが多いです。

また、ワードやエクセル等のMicrosoft Officeは、
『Office Personal 2021』(永続版、PC2台)(ワード、エクセル、アウトルック)
が3万円近くするところが、パソコンすべての価格で3万円台となっている製品が多いため、何かしら裏が有りそうです。

以上で本文を終えます。後はありそうな質問等(適宜補足します)。

6.よくありそうな質問

(1)ゲーミングのデスクトップとノートの違いは?

デスクトップとノートではGPUについて性能差があります。
例えばゲーミングデスクトップPCとゲーミングノートでGPUを比較した場合、

同じ「RTX3060」でも「RTX3060」と「RTX3060 Laptop」が存在し、「Laptop」の方がモバイル(ノート)版で性能が若干落ちています。
ノートパソコンの方が、限られたスペースの中に部品を搭載しなければならないため、CPUやGPUが性能を一段階落としたものが使われているという理解を私はしています。

(2)複数画面でパソコンを操作するのは難しい?

今のパソコンには基本的にHDMI端子がついていますので、例えばノートパソコンであれば、今お使いのノートパソコンの画面に加えて、外部モニタを接続することで、二画面でお使い頂けます。

外部モニタ(モニター・ディスプレイ)は27型のものでも2万円台で購入できますし、ゲーミングモニターも多少割高になるものの、比較的安価に購入できるので、ぜひ検討して頂ければと。

イメージとしては、【外部モニタ】⇔(HDMIケーブル)⇔【パソコン】になります。ただ、パソコン側のHDMI端子が小さい場合もありますので、これも注意します。

パソコンを2画面に映し出す場合の設定はコチラ。

これと同様の方法でテレビ画面にパソコンの画面を映し出すこともできます。ただ、今はFire TV等で出力できるので、そこまでやる必要も無いとは思うのですが…。

(3)USBポートが少なく、たくさんの機器を一度に繋げない…。

ゲーミングノートや通常のノートパソコンで、小型のものになると、USBを挿し込めるポート数が少ないものがあります。
『USBハブ』という製品が売られていますので、USBの規格等に注意して購入して頂ければと。

(4)ゲーミングPCは買ったけれど、ゲームをどこで購入すれば良いのか分からない。

私はSteamで購入することが多いです。

発売と同時に購入したい人もいると思いますが、私はとりあえず買いたいゲームを「ウィッシュリスト」に入れて、大規模セール時に購入します。

他にも、「フォートナイト」や「ロケットリーグ」のあるエピックゲームズ

「オーバーウォッチ」「スタークラフト」などのBattle.net

があります。

(5)オススメされているBTOパソコンを見たけれど、何をどうカスタマイズすれば良いのか分からない!

まず、「デスクトップ・ノートパソコンの選び方」を見てもらうのは前提として、初めてパソコンを購入する人にとってはそれでも難しいところではあると思います。使用用途やプレイするゲーム・予算を明確にして、ドスパラやmouseの購入前相談や、実店舗での相談、ネット上のQ&Aサイト等で相談されてみれば良いのではないかと思います。

パソコンの知識がない人(私もそうですが)にデスクトップパソコンの部品を後からアップグレードできるよ、と言ってもチンプンカンプンなので、ゲーミングPCであれば、どの程度のCPU・GPUが必要なのかを注目して見ていけば良いのではないかと。

メインのSSDは最低512GB~1TB程度あれば、複数のゲームはインストールできると思います。ゲームは大容量化が進行しているので、今後の余裕を持たせてさらに容量の大きいものにするのも有りかなと。
サブのHDDや、光学ドライブ等は後から外付けで接続することもできます。

(6)Microsoft Office(マイクロソフト オフィス)は購入する必要がある?

「マイクロソフトオフィス」が何のことか知らなくても、「ワード」や「エクセル」は聞いたことがあるのではないでしょうか。

それぞれの機能として、
・「Word (ワード)」:文書作成
・「Excel (エクセル)」:表計算ソフト
・「Outlook (アウトルック)」:メーラーソフト
・「Powerpoint (パワーポイント)」:発表資料作成ソフト

が主な製品となっています。
製品はそれぞれ単体でも購入できますが、主に上3つがパックとなっているものを「Personal (パーソナル)」、4つがパックとなっているものを「Home & Business (ホームアンドビジネス)」と言います。

また、ライセンス形態も分かれており、パソコン購入時に付随してくるOfficeは「プレインストール版」であり、他のパソコンへの移行はできません。オンラインショッピング等で購入した「パッケージ版/ダウンロード版」のOfficeは1つのライセンスで2台のパソコンにインストールが可能であり、ライセンスの移行もできます。

これらの製品が「永続版」と呼ばれるのに対し、年額購入(サブスクリプション版)のOfficeも存在します。

大学生などは、学校から在学期間中に限り、無料でMicrosoft Officeが提供されることもありますので、その点については確認した方が良いでしょう。

また、「本当に簡易的な文書作成しか使わない…」という方には、無料のオフィスソフトもあります。

Microsoft Officeよりは若干使い勝手が悪かったりしますが、会津若松市などの自治体への導入実績もある、ちゃんとしたソフトです。「ワード」・「エクセル」・「パワーポイント」に当たる機能もあります。
※「パワーポイント」は発表資料の体裁が崩れる場合があります。

これよりももう少しちゃんとしたソフトが欲しい場合は、5,000円程度で購入できる、「WPS Office」や「Thinkfree Office」等を試してみても良いと思います。

(7)今持っているパソコンでPCゲーム等を遊びたいけれど、本当に遊べないの?

2(3)で「推奨動作環境のGPUの見方」を説明した通り、基本的にはそのパソコンに専用のGPU(グラボ)が搭載されていないと、遊ぶことはできないと思います。ただ、以下の場合があります。

・「Geforce Now powered by Softbank」等を使用して、お試し程度に遊ぶことは可能です(ゲームタイトルは限定されます)。

「APEX」「CS:GO」「Dota2」「フォートナイト」「League of Legends」といった有名タイトルに対応しているほか、無料プランが存在し、1回のセッションで最大1時間連続して遊ぶことができます。公式サイトの表記を見るに、1時間/日ではないようなので、セッションを一度終了し再接続すれば、遊び続けることができると思われます(要検証)。

・そのゲームの要求スペックが低い、またはかなり古いゲームの場合、再診のGPU(グラボ)を推奨スペックとして要求してきません。そのため、遊ぶことができます。

例えば名作ゲームとして知られる「Portal」

Portalは2007年にリリースされたゲームで、

最低要件:
OS:Windows 7以上 
→現在Windows 11・Windows10なので満たしている。
CPU:1.7GHz以上のプロセッサ 
→特に検証しないが、16年前の条件なので余程で無ければ満たしている。
メモリ:512MB以上のRAM
→今のパソコンで最低クラスでも2GB~4GBなので、満たしている。
GPU:Direct X 8.1レベルのグラフィックカード
→2(2)、(3)で紹介した市販PCの内蔵GPU「Intel UHD Graphics 630」のDirect X が12なので、これも満たしていると言える。

他にも、「Stardew Valley」等、比較的グラフィックが粗かったり2Dであったりするゲームは遊ぶことができるのではないかと考えられます。

・内蔵GPUが「AMD Radeon Graphics」の場合

CPUがAMDのRyzenシリーズであった場合、内蔵GPUの性能が比較的良いので、軽めの3Dゲームなら遊ぶことができると言われています。

AMD Ryzen 5 5500Uを例に取ると、

Average G3D Markが2010なので、少なくともIntel UHD Graphicsよりは多少良いです。内蔵GPUも飛躍的に良くはなっていないものの、少しずつ良くなってきているので、「Portal」程度であれば遊ぶことができます。