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「また来てね」を聞くために。ツアーを続けるために必要なこと。
こんばんは。
夫婦で旅する唄うたい森香の妻の栄です。
9月1日未明に約一か月続いたうたの旅から戻ってまいりました。
長い旅の直後はまだ旅の緊張感が身体から抜けなくて、また旅の終わりの高揚感もあり、家についても掃除したり料理したりが楽しくて、「疲れたー!」と言っても掛け声みたいなもので「疲れたー、疲れたー」と騒いで、黙々と次のブッキングに勤しむ夫に嫌な顔をされています。
今回は旅の最終日、8月31日から9月2日の三日間、宮崎県から初めて東海地方に歌いにきてくれたシンガー、谷やん。と夫森香のミニライブツアーがありました。
「疲れたー」と連呼しても疲れている暇はありません。
昨日(9月2日)の夜、朝早い飛行機で宮崎に帰るため、早めに会場を出た谷やん。の背中に手を振りながら、急に足がガクガクして目がしょぼしょぼ、身体が重くなるのを感じました。
しまった!
旅の疲労が今きたーーー!!!
時間差でやってきた一夏のお疲れ。
胃袋のあたりもキリキリしてくるではありませんか(疲労が胃腸にくるタイプ)。
とはいえ次の日(9月3日)もライブがあるし、体調を崩すわけにはいきません。
こんなときに「疲れた…」と言ったらもうダメです。涙が出てへたり込んでしまうので、気力、そう、こんなときは気力しかないのです。
がんばれ私!!
慌ててまだまだ飲み足りない話し足りないシンガー森香を急き立てて、うちに戻って入浴。
お風呂上がりにハイチオールCを5粒、ぬるま湯で飲み込んでとっととお布団に入りました。
(ものすごく疲れたときにお風呂の中で行う足の指ほぐしと頭皮を揉む、という儀式があるんですが、それはまたの機会に)
重い楽器と旅の荷物と物販を運んで遠い宮崎県から東海地方に飛行機に乗ってやってきた谷やん。。
(ステージネームが「谷やん。」です)
宮崎で農業を営んでいて「昼はビニールハウス、夜はライブハウスにいる谷やん。です」というのがキャッチフレーズなんですよ。
初めて谷やん。のうたを宮崎できいたとき、楽しくて楽しくて、初めて聴いた歌なのに、大きな音で手拍子を打って踊ってしまいました。
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森香の宮崎県のツアーのときはいつも対バンをしてくださる谷やん。を東海三県のうたの好きな方々に紹介できて嬉しい三日間でした。
1日目のライブは三重県四日市市のDining cafe MISAYAさんにて。
私たちもお世話になっているArt Music Salon ガーラムのご主人にして、谷やん。のバンドのメンバーでもあるリンダさんが宮崎市から応援に駆けつけて、MISAYAのPA担当にしてギタリストのACEさんがゲスト出演してのバンドでの演奏もありました。
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移動でおつかれ気味の谷やん。の表情が、リンダさんの登場で和んで見えました。
遠方からきてくださるお客様はそれはそれは嬉しく励まされるものです。
アウェイだなんて思わないけど、初めましての場所でのステージに、馴染んだ街の馴染んだバンドメンバーがきてくれたら、本当に心強いもの。
二日目は岐阜県岐阜市のadapterさんで。
白根キヨマロと谷やん。森香の三人でのライブでした。
白根キヨマロくんと谷やん。の互いのうたを聴かせたくてこの企画を組んだと言っても良いぐらいの取り合わせでした。
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三日目は愛知県名古屋市のなんやさんで。
谷やん。と森香の二人のライブでした。
両名ともたくさん歌って話して、最終日ならではな出し切り感があってよかったです。
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慣れない移動とホテル泊、見慣れない景色の中で、地元宮崎でのライブと同じようにうたう、というのは大変なことだと思います。
お店ごとに音の響き方が違うし、空気も違うし、お客さまの反応も違います。
すべてが違う中で自分の最高の表現をし尽くして次に繋げなければなりません。
見事に出し尽くして帰ってゆく谷やん。
「また来てね」とお店の方やお客様から声をかけられてた谷やん。
素晴らしかったよー!!!
来てくれてありがとうございます。
でも今ごろ谷やん。、疲労感に包まれてるのかな?
次に会ったときに後日談を聞いてみたいな。
☆☆☆
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