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苦しいなぁと思ったときは何かを掴みかけたとき

夫婦で日本を旅して夫のライブ活動による収入で生活しています。
夜はライブ、昼間は移動の日々です。

現在四国におります。昨日の朝までは高知市におりました。
三日間滞在しましたが、ずっと晴天の低湿度。
今まで高知に来ると、雨降りか高い湿度に見舞われることが多く、こんなにぱりっと爽やかな季節の高知滞在は初めてです。

着いた初日(10月10日)、ひろめ市場に行って、こっそりと鰹のたたきを食べて、その日はライブがない移動日+事務仕事の日なので、宿に入ってひたすらポチポチ事務仕事。

かつおのたたき。
うま〜!!

なぜ「こっそり」という表現になるかというと、過去に沖縄で1000円のステーキを食べた写真をSNSであげたところ、
「旅回りの歌手のくせに贅沢するとはけしからん!」と理不尽な非難を浴びたことにうんざりして、肉、刺身、そのほか「ちょっと高そうに見えるもの」を食べる時は、なんとなくこっそり気分で食べるクセがついちゃったんです。

決して贅沢をしているわけじゃないけど、人の受け止めかたはそれぞれだから仕方ない。

でも、高知市にきたらかつおのたたきを食べないわけにはいかないじゃないですか。
美味しかったですよー、ほんとにおいしかった!!
こっそり食べても美味しかった!!

高知市内でのライブは二日間2箇所。

歌小屋の2階にて。

知る人ぞ知る、会員制のライブハウスです。
SNSはやってなくて、情報誌でライブ告知してます。
(最近お世話人がXにて情報アップしてくれているのを発見!)

ライブ中は撮影禁止なので、こんな写真をアップ。

味わいのある香盤表。
看板。

ライブ時間が残り2分になると照明が点滅して、決められた時間になると照明が消えてしまうという厳しい会場、歌小屋の2階。

ご自身もシンガーであるご主人池マサトさんが、来るもの拒まず去るもの追わずのスタンスでずっと続けている(移転はしたけど)会場で、夫森香はこの場所が大好き。

池マサトさんのうたをきいて、自分の新しいうたを披露するのを楽しみに、高知に来る時はお世話になっております。

ふふふ
池マサトさんのCD買った!


この日、夫に与えられた時間は50分。
途中ステージトークが長くなってハラハラしましたが、なんとか予定通り歌いきったらまさかのアンコール!

池さんの許可もいただき、アンコールも歌わせていただきました。

ストイックなライブの後は、お客様や出演者と丸くテーブルを囲んで語り合うのですが、これが毎回おもしろい。

ぐいぐいお酒を飲んで、それぞれの主張を熱く語り合い笑いあい、とにかく楽しそう!

さて、お客様の一人に書家の方がいて、高知県の県展に書を出品したのだそう。
今回は落選したとのことですが、その原因を探ってのトークを展開してくれました。

墨の濃淡、筆の選び、紙の質…全てを理解して作品に向き合わないと思うような文字がかけない。
墨のここが良くないとわかっているけど、どうしたらいいのかがまだ見つけられない。

歌も書も同じなんだなぁと思いました。

作品を生み出す苦しむ様子を見るのは、鑑賞する側としてはちょっと得した気分ですよね。

森香がうたったうた

『くそガキの夏』
『今更な愛の唄』
『平和の匂い』
『渋滞』
『巡り巡りて』
『おくりうた』
『ともだちのうた』
『空と地面』
アンコールは
『愛しのクリシェ』

高知県二日間、書ききれなかった!

☆☆☆☆☆☆
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