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何かを始める時はカッコつけずにできることから始めてみる

夫婦で旅する唄うたい森香の妻の栄です。
7月31日に自宅を出てからはや30日。
ほぼ毎日ライブのと移動と、ときどきカレーを作って自宅から180kmのところまでやってきました。

ライブスケジュールカレンダーを見たお客様から「すごいスケジュールですね」と、驚きと呆れの入り混じったお言葉をいただきます。

夫森香が全て交渉、相談して決めております。
ライブ以外で夫が起きている時間の半分はブッキング、残り半分のうちの半分はライブの案内メールを送る、さらに残りの半分を創作に費やしていて、残りが食事とか身支度タイム。

旅とライブとへの執念というかこだわりには、身内ながらも畏怖の念を禁じえません(ちょっと冗談が入るけども割と本心)。

とは言いつつも全てうまくいくことはもちろんなくて、なんでも、まずはやってみる、始めてみることが大切で、始めたら終わるし、うまくいかなかったらちょっと工夫してもう一回やってみる、始めからうまくいくことなんてないから、やってみて失敗すればいいんだというのが夫の持論。

「自分もツアーに出たいんですけど…」とアドバイスを求めに来る方に「今すぐ旅に出れば良い」と答えて顰蹙を買う(たぶん)、愚直で不器用な男であります。

さて一昨日の8月27日は、森香のライブに何度も来てくれて、ライブ企画もしてくださったいずやん(仮名)さんが、念願のライブバーを始めたというので、ライブをさせていただいた記念すべき日でした。

長屋というのでしょうか、下が店舗で上が住居だったのを倉庫として使っていたところを借りて改装。内装は全てご自身でなさったということです。
昼間の仕事はそれまで通り続けながら、夜改装して、疲れたら眠って仕事に行って、の生活を続けていたそうです。

奥の壁はトタン板一枚、これからどんどん手を入れていくそうで、つまりまだ改装中だけどもお店としてオープンさせたということでした。

手前の帽子はモーリーさん。
ロック亭の柿落としを務めた
素敵なシンガーさんです。

そんなお店でのライブです。
しかもワンマン。

森香のその日のセットリストは
『クソガキの夏』
『巡り巡りて』
『月の舟』
『八月の雲』
『平和の匂い』
『渋滞』

『損』
『ともだちのうた』
『たましいのうた』
『おくりうた』
『虹をかけましょ』
『空と地面』
アンコールは森香のうたとギター、私の手話と二人で『生きるための歌』。

お客様撮影。

完璧を求めず、できることから始める森といずやんの二人の生きる力強さと柔軟さと、「こんなもんですわ」と笑える強さ。
60代後半の、この強さはいったいなんなの?

この日の『空と地面』は沁みたなぁ。
人生は果てのない挑戦を続ける旅だよ。

この日、カレーライスを提供する係を担当し、もうそれだけで緊張マックス、写真を撮り忘れるという失態をしでかした私です。
とほほ。

☆☆☆
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夫婦で旅する唄うたい森香


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