怖い

最近になって自分の地域にも新型コロナウイルスの感染者が増えてきた。今、外を出歩くことがとても怖しく思う。それでも大学の関係で外出し、電車に乗らねばならない現状がある。どうしたらいいのか。

今まではどうしても、首都圏で感染者が爆発的に増加している様子をニュースで見て「やっぱり大変なんだな」とどこか他人事のように見てしまっている自分がいた。危険性は十分に理解しているつもりだけれど、それでもどこかに行くたびに手洗いや咳エチケットを徹底しているかと言われると自信をもってそうだと答えることができない。

だから今自分にとって身近なものになってきて、随分と恐ろしく感じるというのは今までの危険意識も管理も足りていなかったということだろう。さんざん世間で注意喚起がなされ、世界的にも異常事態が起こっているにも関わらず、どこか「自分は大丈夫だ」と思っていた自分は本当に馬鹿だった。若者を名指しで注意喚起がなされたとき、若干の憤りを感じたときもあったが殊自分に関しては、それはあってしかるべきものだったのだと痛感している。

自分の無責任で自分にどれだけ迷惑が掛かろうがそれは受け入れるべきことではあるけれど、今回の場合、注意を怠れば多くの人を傷つけることになる。それがホントに不条理で、何よりおそろしい。

冷静になって今の環境を考えてみると、もし感染してしまったら、おそらく体が耐えられない人が身近にいる。自分から伝播してその人に感染してしまうようなことがあれば、私は自分の怠慢をおそらく一生悔やんでも悔やみきれない。

すでに遅すぎるほどに時間は経ってしまったが、それでも今からでもできることをやらなくてはいけない。本当に自分をぶん殴りたい気分だが、殴る元気も失ってしまったらどうしようもない。

4月3日



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?