UR-U スタートアップ学部
シリコンバレー流【デザインシンキング】
~ユーザーを魅了する方法!?~
Q:冷蔵庫をインドで売るとき売るときに、どうしますか?
・パナソニックが高性能な、高機能のついた冷蔵庫をインドで売ろうとしたが売れなかった・・・
・サムスンは、冷蔵庫に鍵をつけてインドで販売したらすごく売れた!
A:インドでは人の家に入って冷蔵庫の中身を盗む人がいっぱいいる・・・
現地調査 ヒアリングから「モノが盗まれる」課題を見つけた・・・
この課題を解決する冷蔵庫を販売することでサムスンの冷蔵庫がよく売れた!
☆デザインシンキングとは・・・
デザイン思考とは‘人の真のニーズ’、‘技術力’、‘市場’をデザイナーの視点を加えながら捉え、全く新しい人間中心の商品やサービス(=イノベーション)を生み出すための方法論である。
〇なぜ必要なのか?
ヒトは体験・経験に基づきサービスを使う!
スティーブ・ジョブス曰く、
「デザインはヒトの魂だ。
プロダクトはそれが外装として現れるものに他ならない。」
〇購買要因
①価格
価格を見てくる人は、価格で裏切る・・・浮気しやすい
②機能性
本当にユーザーが必要としている機能なのか?起業家は自分が作りたい
サービスを作りがち・・・機能追加はコストアップ⇒経営を圧迫する
※機能、価格競争に巻き込まれると市場が全滅する
③サービス
おもてなし、接客
④ブランド:フェラーリ アディダス
パクれない フェラーリよりも高機能な車はたくさんあるが敵わない
⑤UX=体験:リッツカールトン、ウサギクラス
人々は体験にお金を払うようになっている
〇消費 モノからコトへ コトから体験へ
体験中心の世界
いままで:特定の人(=情報を持っている)既得権益がProduct・市場を支配していた・・・
商品を買う側は情報が少なく他社比較できず弱かった
売り逃げ ワンショット商売⇒顧客が購入するときだけ熱量を高めればよい
売る側が強かった
今:Googleが情報の非対称性を破壊!
商品を買う側が比較検討できるようになった
人々が比較検討して商品を選べるようになった
サブスクリプションモデル⇒顧客の熱量を常に高め続けなければならない
買う側が強くなった
※情報の非対称性:商品やサービスの売り手と買い手(経済主体)の間で保有する情報量に格差があること。
供給する側 ⇒ 需要側 パワーがシフトした
デザインシンキングがメガトレンドに!!
〇デザインシンキングの考え方
①共感(Empathize):顧客視点で共感する
②問題定義(Define):問題を見つけ出す
③創造(Ideate):問題解決策を創造
④プロトタイプ(Prototype):試作モデルを作る
⑤テスト(Test):試作モデルをテストする
これを繰り返し実施して、よりよいサービスを作り上げる
例:駅構内の自動販売機 売れなかった
なぜ売れなかったのか・・・
①駅のホームでは飲み物が売れない
②電車に間に合わないかもしれない
③時間がわかればいい
④自販機の上に大きな時計を置く
⑤とぶように売れた
ポイント:本当にこの商品やサービスで良かったんだっけ?
これまでの固定概念を捨て、ゼロから考える!
デザインシンキングで世界を変えよう!!
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