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北海道経巡り雑記 その12-環状列石

第12問 次の環状列石のうち後志総合振興局にないものはどれか。
ア. 西崎山環状列石
イ. 忍路環状列石
ウ. 地鎮山環状列石
エ. 音江環状列石


後志総合振興局内にある壁面彫刻で有名なふたつの洞窟。
余市町のフゴッペ洞窟と小樽市の手宮洞窟、どちらも続縄文期のもので、前者は見学が可能です(冬季休館あり)が、後者はコロナ以降見学が不可になっています。
手宮洞窟はまだ見ていないので再開されればすぐにでも行きたいと思ってます。
令和3年にフゴッペ洞窟に行きましたが、館内は撮影禁止でしたので写真はありません。
壁面彫刻は国内では珍しいので、是非見ていただきたい遺跡です。

前述の洞窟がある余市町から小樽市にかけてには、壁面彫刻が続縄文期からさらに前の縄文時代後期の環状列石がありますので、今回はこちらを紹介します。

西崎山環状列石(余市町)
駐車場があり、階段を上った先にあります。
紹介する3箇所の中では一番見に行きやすく、見応えもあると感じました。

西崎山環状列石(令和3年5月)
西崎山環状列石(令和3年5月)

忍路環状列石(小樽市)
3箇所の中では一番名前を聞くかもしれません。
場所が畑の一角というような場所にあり、やや訪れにくさを感じました。

忍路環状列石(令和3年5月)
忍路環状列石(令和3年5月)

地鎮山環状列石(小樽市)
3箇所の中で一番訪問難易度が高く、規模は最小だと思います。
未舗装の狭い道から石段とか斜面を上がった先にあります。

地鎮山環状列石(令和3年5月)
地鎮山環状列石(令和3年5月)

世界遺産となった北海道・北東北の縄文遺産群と併せて尋ねたい縄文遺跡として紹介しました。
小樽市の環状列石2箇所は駐車場がないので、路駐する時はくれぐれも安全等に配慮をしてください。


第12問の答え 「エ」
音江環状列石は空知総合振興局(深川市)にあります。

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