勉強への取り組む姿勢
背景
保護者からの相談でよく出る話題として、
何を意識すればよいか
次に取り組むべきことは何か
授業ではどのような姿勢で臨めばよいか
ゲームをさせても良いのか
どのくらい寝させればよいか
など、多岐にわたります。
どのような想いがあって質問を頂いたのかをスルーさせていただいた上で、基本的には以下のように案内をしています。
基本的な事とは思いつつもおろそかになってしまうので、ほかの方にもシェアしたいと思います。
具体的にどうすればいいか
目標を明確にする
毎回やってくる小テストや模試の目標偏差値、合格したい学校を明確にし、それに向けた勉強計画を立てます。
合格することを目標にしがちですが、合格した後にこんな活動をしたい!と明確にイメージできるほうが粘り強くなる傾向がみられます。スケジュールを作成する
勉強に使える時間を見積もり、その時間に合わせたスケジュールを作成します。スケジュールには、勉強する科目や内容、休憩時間、食事の時間なども含めます。ノートをとる
勉強した内容をノートにまとめることで、記憶に残りやすくなります。ノートには、要点や重要なポイントをまとめ、図やイラストを使ってわかりやすく整理します。定着させる
勉強した内容を忘れないように、繰り返し復習することが重要です。復習には、過去問や模擬試験を活用すると効果的です。
理解するタイミングと定着させるタイミングは別でも構いません。というか、理解したタイミングの1度だけで定着するのは難しいので、復習を必ず行います。復習のタイミングは当日、翌日、3日後、7日後、14日後が良いです。ただし、5回も復習する時間をとることは難しいので理解に要した10-20%程度の時間を割けば十分です。
エビングハウスの忘却曲線 で検索してみると良いでしょう。集中する
勉強に集中するために、集中力を高めることが重要です。ゲーム端末やタブレットなどの誘惑を避けるなど、集中力を高めるための工夫をすることが大切です。
これらの誘惑の力が強いゲーム端末やタブレットは勉強する際に目に入らないところ、可能であれば別の部屋においておくことが良いです。意識をせずとも、脳がそちらに誘惑されているので全力を勉強に傾けることが難しくなります。休息を取る
長時間勉強すると疲れがたまります。適度な休息を取り、睡眠時間を確保することが、勉強効率を高めるために重要です。
健康維持のためにも、勉強を行う姿勢維持のためにも筋肉は必要です。30分程度の運動は毎日行ってください。モチベーションを維持する
受験勉強は長期戦です。途中でやる気を失わないように、モチベーションを高めるために、なぜその学校に行きたいのか。を子ども自身に自問自答を促しつつ、定期的に励ますことや目標を改めて見直し、意識をする事が必要です。
結局のところ
実際に保護者の方にお伺いする中で、「できたよ」「できなかったよ」などの報告をいただきますが、
一緒にがんばる
子ども自身が成長する
事が、一番大切ですので、
仲良くがんばっていただきたいです。
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