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あの頃は逃げ場がなかったんだな

iPadがうまっていたから、久しぶりの手描き。
zoomで雑談しながらだけど、描き上げて満足していた。

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そのzoomにもちょいちょい映り込ませてみた。さながらステージママ。
満足していたら、日付を跨ぎましたー。


シゴトで疲れたなぁと感じても、ゆるく聞く。
自分の中学生のときの記憶が開いた。

中学校でバレー部に入った。
部員も少なくて、保健体育の顧問は、かなり気難しい。
先輩もやたらと厳しい。
なんだかうまくいかなくて、辞めたい。
しばらくして、部活を辞めたといって、家にいた。
なんなら、勉強がんばるからというカードももっていた。

数日後、夜に両親から呼ばれて、部活は辞めないほうがいい....とこんこんと言われた。
このふたりは、部活至上主義だから、何を言ってもムダだというあきらめの気持ちしかわかなかった。父も母も同じなのかと、この家にいる以上は、逃げ場がないんだなと。

親が望むふるまいをすることで、自分の存在意義をしめすような子供だった。

ちょっとでも受け入れてもらえたら、話を聞いてもらえたなら、もうちょっとちがっていたのかな。

ヒゲダンみたいな歌を口ずさみたくなった。


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