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山陰旅行②~足立美術館へ

足立美術館に到着です。


ウィキペディアによると、足立美術館は「島根県安来市にある、近代から現代の日本画を中心とした美術館。120点におよぶ横山大観の作品と日本庭園で有名」です。

 足立全康さんという人が蒐集し、美術館を建てました。炭を売って歩くという貧しい時代を経て、苦労して一代で名を成したのだそうです。蒐集と美術館の建設にどれだけお金を使ったのでしょうか。でも、こんなふうに残してくれてありがたいですよね。お金の使い方として、間違っていないと思う。

 館内に入ります。
まず目に入るのが、見事な日本庭園です。「いやーこれはきれい!」思わず声が出ます。「日本庭園も一服の絵」だそうですが、こんな素晴らしい絵は見たことがありません。日本庭園の神髄をすべて集めたといってもいいと思います。毎日1時間かけて手入れをしているそうですが、大変でしょうね。


ガラス戸越しですが、しばらく座って堪能しました。一ヶ所だけでなく、何カ所もありました。外国人の旅行客がたくさんいましたが、ここは人気だと思います。


さて、本来の美術鑑賞に参りましょう。
横山大観の前に、その日は企画展として、同じ日本画の橋本関雪、榊原紫峰の作品が展示されていました。これが良かったのです。素晴らしかった。

 特に印象的だったのは、動物の絵。それも目。狐や猿などの目。何を見て、何を考えているのか。そんな気持ちにさせられました。


  説明を読んで、作品を見て、とゆっくりしていたら、だいぶ時間が過ぎていました。そうよ、本命の横山大観、横山大観。急げ。


 大観はさすがでした。大きな「紅葉」は圧巻でした。「絵を描く前に人として立派にあれ」というようなことを言っていたそうです。

こんな絵を描けるって、尊敬します。日本画、結構好きです。

 いつもならゆっくり見るミュージアムショップ。今日は時間がありません。でも最後の売店で、絵本とポストカードを買うところはさすが私。

 ああ、疲れましたが、大満足でした。


*****


【終わりに】
次の日は出雲大社に行ったというわけです。その時の話はどこかにあります。たくさんの方に読んでいただきました。だからもういいのです。ここに貼り付けたりしません。謙虚に。(どこが?)

この旅行は楽しかったです。同伴者がいるのもいいもんだ。バスの運転手さんがめっちゃいい人で、旅の印象がずいぶんと良くなりました。もちろん添乗員さんも、です。
 まだ行きたいところのリストは続くのですが、希望と現実のせめぎ合いです。

もらった鳥取県のクーポンで買ったお土産。
ここぞとばかり、普段買わないような高いものにしました。カレー研究所のカレー700円!紅茶もこだわりの。あとはゲゲゲの鬼太郎手ぬぐい。


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