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焼きうどん

テレビで、この前火災に遭った、北九州小倉の鳥町食堂街のことをやっていました。復興イベントをしたようです。焼け残ったけど、水浸しで営業できない食堂。その主人が作っていたもの。それが、焼きうどんでした。

「懐かしい」と思いました。忘れていました。北九州と言えば焼きうどんです。それは実家の味でもありました。ずいぶん昔になりました。

母が作ってくれた焼きうどん。それは醤油味。ソースは使っていなかった気がする。最後に醤油を鍋肌に回して、香ばしくするのだと、父も言っていた。焼きうどんは、父の思い出の味です。できあがったら鰹節をかけます。細かいのでなくて、大きいの。ああ、忘れています。

これもだいぶ前のことです。実家の最寄り駅。帰省の途中で、駅前の食堂に寄りました。もう昔からやっているような佇まいの、古い食堂です。そこで食べた焼きうどんが、とっても美味しかった。ずっとその味を守り通してきたのでしょうね。

駅は、大改修されて、近代的な駅舎に生まれ変わりました。その食堂は今もあるのでしょうか。

テレビで、ご主人が鉄板で威勢良く作っていた焼きうどん、とても美味しそうでした。みんな美味しそうに食べていた。子どもも。

思い出させてくれてありがとうございました。


*ヘッダー写真使わせていただきました。

元駅舎の地下道。天井はレンガ


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