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書評

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ヨミタイモノ、ココニアリマス。
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2023年1月の記事一覧

冬の日に似合う本として教えてもらったのが、アーノルド・ローベル『ふたりは いつも』の「クリスマス・イブ」。1か月おくれでもいい。早速読んでみました。さらに原書"Frog and Toad All Year"、著者みずからの朗読CDも。信頼と愛情を言葉の心地よさ。いいですね。

既視の海
1年前
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『女に聞け』

短歌と異なり、詩(多行詩)は私性《わたくしせい》抜きで語られうると岡井隆はいうが、あえて詩人の声を思い浮かべたい。YoutubeやRadioで声が聴けるとしても。その一つひとつの詩を書いたときを、その心持ちを、その声を、思い出したい。

既視の海
1年前

“Annam”をフランス語で読む

正月早々、荷物が届いた。発送元はフランス。 クリストフ・バタイユ著、辻邦生訳『安南 愛の…

既視の海
1年前
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