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ひとりの本好きが、本好きの友だちと交わす往復書簡。

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読んだ本について手紙を書く。本好きから本好きへと書く手紙。往復書簡。手書きの必要はありません。ここから始まった往復書簡がいくつもあります。あなたの手紙、待っています。
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#読書

「お」の抽斗をつくりたい

拝啓 この冬で一番の寒気が近づいているなかで、あなたの言葉一つひとつが胸をじんわりと暖め…

既視の海
1年前
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【7通目】生と死のあわいにある声——ジャン=ポール・ディディエローラン『6時27分発…

拝啓 一年で最も昼が短い日、冬至を迎えました。夏が好きなので、子どもの頃は最も嫌いな日で…

既視の海
1年前
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【4通目】静けさからうまれる愛——クリストフ・バタイユ『安南 愛の王国』【書評】

拝啓 一年でもっとも澄んだ空がみられる季節になりました。暖かさを求めてお日さまの方ばかり…

既視の海
1年前
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【3通目】空虚だからこそ悪がはびこる——アメリー・ノートン『午後四時の男』【書評…

拝啓 いくら師走になったからといって、そんなに急ぐことはないのにと独りごちました。窓の外…

既視の海
1年前
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読書と言葉が「生」を照らす——M・オンダーチェ『イギリス人の患者』

拝啓 昨夜は屋根に激しく打ちつけていた雨も明け方には上がり、いまはすっかり晩秋の日差しと…

既視の海
1年前
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ひとりの本好きが、本好きの友だちに出す手紙

はじめまして。 まだ名も知らぬあなたに、このような手紙を書く不躾さをお許しください。驚か…

既視の海
1年前
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