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おすすめの自伝の本 #ブックブックこんにちは

ブックブックこんにちは!

東京・神楽坂かもめブックスの柳下恭平と札幌・北18条Seesaw Booksの神輝哉、2人の書店店主が好きな本のことについて話すPodcast番組「ブックブックこんにちは」。このnoteは当番組ディレクターの山本リオが裏話をお伝えするマガジンです。

石碑・モニュメントの視点で見る街

柳下さんが東京・新大久保で見た石碑で小泉八雲に想いを馳せたり、神さんはシーソーブックスで行われたトークイベントでモニュメントに想いを馳せたり。

↓すでに終了していますが、このようなイベントだったようです。気になる。

本編でチラッと話題にあがっていた神楽坂のコボちゃん像。ディレクター日記に間に合うかも!と思って撮ってきました。

2023年7月18日のコボちゃん像

確かに、通り過ぎる度に季節や天気を感じられるファッションなこともあって、ついつい目を奪われます。でも着替えている瞬間はまだ見たことがない......。いつの日か生着替えを目撃してみたいと思い始めています。

石碑といえば、なんとなく石碑が特に多い街というのがある気がします。

収録を聴きながら思い出していたのは、尾道。様々な人が短歌を詠んでいたからか「文学のこみち」として、そこかしこに短歌の記された歌碑がありました。そうしたものを読みながら歩みを進めて旅先を楽しむのもいいよなぁ、と思い返しました。

今週のテーマ『おすすめの自伝の本』

今回は二人とも1冊に絞りきれなかったようで、2冊ずつおすすめ!

柳下チョイス1『ジョージア・オキーフ―崇高なるアメリカ精神の肖像』ローリー・ライル著(パルコ出版刊)

柳下チョイス2『私、ジョージア (詩人が贈る絵本 II)』ジャネット ウィンター著(みすず書房刊)

神チョイス1『遺し書き 仲代達矢自伝』(中公文庫刊)

神チョイス2『田中清玄自伝』(ちくま文庫刊)

「ブックブックこんにちは」らしさの一つに、ジャンルの定義を改めて考える、というのが度々起こる点が挙げられると思っています。今回も「そもそも自伝って?」というお話しをしているので、ぜひ聞いてみてくださいね!

今回話題にちらっと上がっていた矢沢永吉『成りあがり』は私も何度か読みました。仕事でグッと気合をいれなければならないとき、永ちゃんはこんな試練も乗り切っていたのか......と次元は違えど喝を入れられるようで気に入って読んでいたことを思い出します。

自伝といえば、柳下さんが編集を担当した徳谷柿次郎さんの自叙伝『おまえの俺を教えてくれ』がどう出来上がっていったのか、ということについてブックブックでもご紹介していましたね。

何度かにわたって語っていましたが、一番のおすすめは柿次郎さんゲスト回!ご興味持っていただけた新規リスナーの方は、ぜひ前後の回もチェックしていただけたら嬉しいです☺️

配信の回数を重ねれば重ねるほど、過去回とのつながりで聞き直してみても、新しい発見があるなぁと思いながら時々振り返っております。

毎度おなじみのお便りフォームでは、お気に入りの回を答えていただく欄も設けていますので、引き続きお待ちしております!!

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