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[詩]ないものねだり

いつだってそう
僕はないものねだり
現状に満足しないといわれれば
聞こえは良いけれど

友達といると勉強できない
からなるべく友達減らした
ら勉強時間は増えたけど
でもつまらなくなった

楽しくないから流行りの
音楽を聞くようになった
そしたら楽しくはなったけど
寝れる時間が短くなった

君といるとぜんぜん眠れない
から僕はこっそり居なくなった
ら本当に良く寝られてるけど
本当にすごく寂しくなった

常に前向きに生きようと
最期に後悔のないようにと
選んできたけど君と食べた
炊きたてのご飯を思い出す

いつだってそう
僕はないものねだり
現状に満足しないといわれれば
聞こえは良いけれど

一人でいると寂しいから
テレビをつけるようになった
そしたら寂しくはなくなった
でも勉強はできなくなった

テレビみてたら勉強なんて無理
だからテレビの電源を抜いた
そしたら勉強は捗るけれど
でもやっぱり寂しくなった

食材の管理が難しい
でも外食はバカ高い
だからコンビニでおかずだけ
買ってご飯を炊くようになった

常に前向きに生きようと
最期に後悔のないようにと
選んできたけど君と食べた
炊きたてのご飯を思い出す

常に前向きに生きようと
最期に後悔のないようにと
選んできたけど「おいしい!」と食べた
炊きたてのご飯を思い出す

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