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【SF×美学】SF作家は分析美学者の問いにどう答えるのか?【8月23日 21時よりYouTube配信】

1. イベントについて

「SF×美学––––SF作家は分析美学者の問いにどう答えるのか?」
(企画:草野原々×難波優輝)
8月23日(日)21時よりYouTubeにて配信

現代美学を研究しています難波優輝(Twitter:@deinotaton)が、SF作家の方々に、SFというジャンルをどう価値づけているのか、実際にどのようなモチベーションでSF作品を書かれているのか、SF批評に期待することなどを座談会形式でお訊きしたいと考えています。

美学研究者が、SF作家の方々に「SFという営み」の実際についてお訊きし、考えを共有しあう座談会形式です

同時に、SF実践を哲学的な観点から研究している美学者から、SF作家の方々の執筆や実践に何らかの哲学的なヒントを共有できればと考えています。

大きくはわたしからSF作家の方々へのインタビューの形式になりますが、参加者の方々でともに、SFについて、様々な観点から話し合える会になればと思います。

2. 参加者の方々

大滝瓶太さん、近作に「花ざかりの方程式」『SFマガジン2020年8月号』。

草野原々さん、近作に『大絶滅恐竜タイムウォーズ』早川書房、2019年。

柴田勝家さん、近作に『アメリカン・ブッダ』早川書房、2020年。

高橋文樹さん、近作に「あなたの空が見たくて」『Sci–Fire』2019年。

宮澤伊織さん、近作に『裏世界ピクニック 4』早川書房、2019年。

麦原遼さん、近作に「それでもわたしは永遠に働きたい」『SFマガジン2020年8月号』。

https://twitter.com/rhgm_hrk?s=20


司会:難波優輝、現代美学、近刊「 キャラクタの画像のわるさはなぜ語りがたいか」『フィルカル』。

3. 5つの質問

(1)SFとしてよいと思うのはどんな作品ですか?(SF作家はどのようにSF作品を価値づけているのか)
(2)SFを書くことで、読者にどのような経験をもたらしたいですか?(どのような意図や動機から制作しているのか)
(3)SFは読者に現実の世界についての知識・洞察・認知的能力をもたらせると思いますか? もしそうならそれは、SFとしての価値ですか?(SF作家はSF作品の認識的価値をどう捉えているのか)
(4)SFの批評に求めることは何ですか?(SF作家はSF批評に何を期待するのか)
(5)これからのSFジャンルでどのような作品を読みたいですか?(未来のSFジャンルへの規範的な主張)

4. 質問のねらい

対話のためのツールとして質問を用います

(a)五つの質問をいたします。これらは、あらかじめ考えていただいても、また、当日思いついたものをお答えいただいても大丈夫です。
(b)むしろ、当日までに考えていたことより、参加者のみなさまそれぞれにとっての回答にいっそう新たで深いかもしれない観点から辿りつければ大成功です。
(c)もちろん、回答の中には、ディスカッションを経ても変わらない確固たるご意見があるかもしれません。その変わらなさも非常に重要なものとしてお聞きしたく思います。
(d)それぞれの質問に対してわたしも意見を持っていますが、それをむしろ参加者の方とのお話の中で変化させていければと考えています。

5. タイムライン

企画説明:5分(司会)
自己紹介:1分×7名=10分(参加者全員)
質問(1):20分
質問(2):20分
休憩:5分(視聴者の方にコメント書いていただく)
視聴者からの質問コーナー(1):10分
質問(3):20分
質問(4):20分
質問(5):20分
視聴者からの質問コーナー(2):10分
全体を振り返って:15分(全体で2時間半強)

6. 収録・配信環境

Discordにて通話し、音声のみをOBSを介して、YouTube Liveで配信いたします。

7. ツイッターでの告知

みなさまお手すきの際にはドシドシリツイートお願いいたします。

8. 宣伝用サムネイル

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5つの質問

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難波優輝(現代美学・SFスタディーズ・批評)


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