大学教員公募 応募大学は選ぶべきか
社会人の場合はすでに安定した収入が得られている人も多いと思います。
その分だけ大学教員への転身で悩むのは「お金」です。
応募条件は実に様々で、社会人からの応募となると、任期付や資格に関わる分野も多いと思います。年収◎◎◎万円と書かれている場合もあります。
だから、まずは「生活の見通し」が重要になってくると思います。
その上で大学を選択するとすれば、やはり「将来性」だと思います。
私が非常勤講師をしている大学では、ぽつぽつと専門学部がなくなるということもありました。
非常勤講師を連続していると「あれっ今年は学生が少ないなあ」などと思うときがあります。
そうです。「定員割れ」の大学は少なくありません。
一定、学部の流行廃りは波があると思いますが、「経営判断」という言葉の元、ごっそりと学科ごとなくなったりします。
私の周りにも、せっかく専任になったのに…という人もいます。
そうした先生は、きっと「脱出」を狙っておられたのでしょうが、残られてしまった先生は、他の学部に統合されて、きっと「肩身の狭い」思いをされると思います。
社会人の場合は「今の仕事を続けるべきか」「大学教員になるべきか」そうした葛藤を繰り返すこともあると思います。
そのために「事情通」になることが大切なのですが、誰もが本当のところを教えてくれるわけではありません。
やはり「将来性を見る目」を培う他ないように思います。
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