アラサー女が火垂るの墓を初めて見たら祖母の教えが理解できた話
最近Xで話題の火垂るの墓なのだけれど、私はなんだかんだで三十代になる今まで見る機会がなかった。折角なので見てみることにした。
あらすじとしては単純なもので、思いがけず戦争孤児になってしまった十五歳の清太が、四歳の妹、節子と親戚の家に身を寄せるも居候としての扱いに耐えきれず、どうにかして二人で身を寄せ合いながら生きようとした結果、失敗してしまう話である。
ネットの評判では見る人の年齢や時代によって感想が変わるとのことだったが、実話が元になっているだけあって、全ての登場人物の