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記事一覧

【詩】ふたり

窓ガラスの向こうは 灰みたいな霧雨 しっとり濡れたふたり 長い沈黙はお互いを窺っている 温か…

海
4時間前
11

【詩】風を発す

あなたから滲み出る匂いを嗅ぎ やっと呼吸をすることができる 冷えたコンクリートに囲われて …

海
1日前
20

【詩】歴史の証明

ずいぶん長いこと静かだった 道路の舗装工事をしても 気づかれることなく 死んだように眠って…

海
2日前
16

【詩】嘘吐き

子供の頃から虚言癖 親からの期待の砲弾を 避けるのに必要な技術 未だに平気で嘘を吐く 嘘の中…

海
3日前
24

【詩】焔

理想と乖離している現実 指先にも触れていない シャボン玉のような脆さを 壊さないようにする…

海
4日前
19

【詩】かさぶた

君に走り寄ろうとして 転んで思い切り擦り切った 泣いて湿り気で覆えば 傷の治りは早くて 綺麗…

海
5日前
18

【詩】シンクロ

集合的無意識 誰かが放った言葉に 自分が発しようとしていた言葉が重なって なんだかドキドキ…

海
6日前
19

【詩】休みの日

目を覚ましたくないけれど意識はしっかり目覚めている 恐る恐る目を開ければ目ヤニがパリパリ…

海
7日前
21

【詩】Blue

青い鴎が羽ばたいて 次の時代の到来を伝える 海の向こうから荒い波が 押し寄せようとしている …

海
8日前
17

【詩】躯

スマホの中であれこれ悩んでいる 電車は躯を運ぶ 降車駅を過ぎても躯は乗せられたまま 大人し…

海
9日前
17

【詩】ハンモック

わくわく わくわく わくわく もぞもぞ もぞもぞ もぞもぞ ゆらゆら ゆらゆら ゆらゆら うと…

海
10日前
17

【詩】エッセンシャル

塩むすび 味噌汁 糠漬け 梅干し 梅酒 よく働き よく笑う 梅酒 梅干し 糠漬け 味噌汁 塩むす…

海
11日前
17

【詩】memories

女は役割に疲れ果て 横たわり目を瞑った 瞼の裏 いつか失くした鯨のオルゴールが 雲型のメロデ…

海
12日前
25

【詩】ボウリング

つま先ゆび先どこへ向いてる 意識しないとボールは レーンを外れてしまうよ いつもしっかり定…

海
13日前
18

【詩】奏

鼻歌 小口切り 短冊切り フライ返しのリズム 野菜が汗を撒き散らし踊る 油が元気に雨あられ …

海
2週間前
19

【詩】彼岸花

胸に火炎の種を宿して産まれてきた 赤子の時は泣いて火の粉を散らし 成長するにつれて自分で消…

海
2週間前
19

【詩】ふたり

窓ガラスの向こうは 灰みたいな霧雨 しっとり濡れたふたり 長い沈黙はお互いを窺っている 温か…

海
4時間前
11

【詩】風を発す

あなたから滲み出る匂いを嗅ぎ やっと呼吸をすることができる 冷えたコンクリートに囲われて …

海
1日前
20

【詩】歴史の証明

ずいぶん長いこと静かだった 道路の舗装工事をしても 気づかれることなく 死んだように眠って…

海
2日前
16

【詩】嘘吐き

子供の頃から虚言癖 親からの期待の砲弾を 避けるのに必要な技術 未だに平気で嘘を吐く 嘘の中…

海
3日前
24

【詩】焔

理想と乖離している現実 指先にも触れていない シャボン玉のような脆さを 壊さないようにする…

海
4日前
19

【詩】かさぶた

君に走り寄ろうとして 転んで思い切り擦り切った 泣いて湿り気で覆えば 傷の治りは早くて 綺麗…

海
5日前
18

【詩】シンクロ

集合的無意識 誰かが放った言葉に 自分が発しようとしていた言葉が重なって なんだかドキドキ…

海
6日前
19

【詩】休みの日

目を覚ましたくないけれど意識はしっかり目覚めている 恐る恐る目を開ければ目ヤニがパリパリ…

海
7日前
21

【詩】Blue

青い鴎が羽ばたいて 次の時代の到来を伝える 海の向こうから荒い波が 押し寄せようとしている …

海
8日前
17

【詩】躯

スマホの中であれこれ悩んでいる 電車は躯を運ぶ 降車駅を過ぎても躯は乗せられたまま 大人し…

海
9日前
17

【詩】ハンモック

わくわく わくわく わくわく もぞもぞ もぞもぞ もぞもぞ ゆらゆら ゆらゆら ゆらゆら うと…

海
10日前
17

【詩】エッセンシャル

塩むすび 味噌汁 糠漬け 梅干し 梅酒 よく働き よく笑う 梅酒 梅干し 糠漬け 味噌汁 塩むす…

海
11日前
17

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女は役割に疲れ果て 横たわり目を瞑った 瞼の裏 いつか失くした鯨のオルゴールが 雲型のメロデ…

海
12日前
25

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つま先ゆび先どこへ向いてる 意識しないとボールは レーンを外れてしまうよ いつもしっかり定…

海
13日前
18

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海
2週間前
19

【詩】彼岸花

胸に火炎の種を宿して産まれてきた 赤子の時は泣いて火の粉を散らし 成長するにつれて自分で消…

海
2週間前
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