1人カフェ時間が必要な人

1人カフェ時間が必要だ。
家から、職場から離れてコーヒーを飲む時間。

ドトールでもスタバでもコメダでも良い。
食費や通信費と同じくらい必要な生活経費だ。

こんな話を聞いたことがある。
世の中には、生きていくために「物語」が必要な人とそうでない人がいると。
本や物語に救われ、生きる理由や頑張る理由をもらう人たちと、そうでない人がいる。
ライフラインとしての本。
私は間違いなく前者だ。

そして、1人カフェ時間も私のライフラインだ。
非日常。小旅行。自分に風を通すためのもの。

この宇宙のようなふわふわした社会を渡るには、たくさんのライフラインを、しっかりと握っていなければならないと思う。
今日一日だけでも、生きる理由になり得るもの。
自分を「生活」につなぎとめるもの。

みんな、それぞれに自分だけのライフラインをしっかりと握って、生きているのだと思う。
確かなことなど何も無い社会の中、自分の中の好きや喜びを確かなものとして文字通り命綱として、大切にかかえて生きているように思う。

いや、そうしなきゃ死んでしまう、なんて思ってしまいそうになるのは大げさだろうか。

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