ただ腰やぁっちまっただけ

先日、人生初のギックリ腰になりました。
す…すごかった…。
何がっていうか色々あったんですが、取り敢えずは歩けるくらいには回復したので、事の始終を思い出しながら書いていきます。

発端

月末年度末が差し迫った某日。
生産業務を行ってる私の部署もまぁまぁ忙しく発注も多かったのでとにかく止まってる暇なし。まぁこのご時世に仕事出来るだけ良い方ですが。
それでも普段からやってる規格品なので逐次確認を取りながら作業してました。箱詰めして蓋してパレットに乗っける、繰り返し。その途中、4〜5キロくらいの箱を両手に持ってパレットに乗せて…と腰を曲げた次の瞬間

ズドン!!
「ォアッ
!!?」

激烈な痛み
消失する目力
失いかける意識
崩れていく身体。
「霹靂」って言葉を体感するならまさにこれなんだろうなぁと後で感じました。
直後明らか過ぎる異変に同じ作業をしてた某氏が駆けつけてくれたんですが
「大丈夫っすか!?」
「……!!!!………!!!!」首ブンブン
何も言えねぇ、いや流行語じゃなくて。
ただひたすらに「痛い」という事に思考の大半持ってかれてるので言葉を発するまでに到らない、脂汗が出るわ涙目なるわ力入らないわで余裕なんてあったもんじゃない。
でも某氏察してくれたんです嬉しい、嬉しいけど状況と体勢と反応が面白くて半笑いになってんですよねー、分かるよー逆の立場なら私だってそうなる。
その後少し痛みの波がひいて上司に近所の整形外科に連れてってもらう事に。車まで自分でゆっくり移動しながら思うのは
「もうマジで醜態だよこんなん…」
だがしかし、本当の大醜態はこの後に待っている事をこの時の私は知らなかったのだ。

人生ブッチギリの大醜態

何とか整形外科に入り待合室に座る(上司は送った後帰ってもらった)。平日でもまぁまぁ混んでいる状態だったので、時間かかるかなぁと考えていたらまた徐々に痛みが増してくる。
チクセウ!待合室のイス柔らけぇ!どう座っても痛い!なんつー事だよ!
と思っていたら
「○○さーん(本名)、診察室どうぞー」
!?
ここで!?
このタイミングで!!?
嘘だと言って欲しい!いや嘘だったらそれはそれで困るけど!
もうとにかく思考がまともに働かないのなんの。それでも診察室まで行かねばならないので立とうとするんですが、痛みの波が最大級にきてる瞬間だったのでまぁ〜立てない!意地と根性でギリギリ立った時、もうダメ。立てたのが不思議、腰から神経系を伝わって全身に痛みが広がって、動かなくても激痛なのに動いたら全身が分解してしまうんでないの!?っていう痛みに襲われました。
看護婦さんも
「大丈夫ですか!?歩けますか!?」
で声かけてくれるけど余裕がない、ギリギリ
「キ…キツイッス……」
と伝えた時でした。
看護婦さん、私の肩支えるアクション。
ウォワァァアアァ!!!?!?
確かにそうしないと行けないけどぉぉおぉ!!?!!?

そのまま進むもいい年した男の身体を女性1人で支えるのは難しいんですよ、そしたら救援でもう1人看護婦さんやってきまして
大の、
男が、
両脇から、
女性看護婦さん(2人)に、
支えられながら、
診察室へ行く
という衝撃的シーン。
キッッッッッッッッッッツ!!!!
もう絵面が酷い!本人は顔から豪炎出る程恥ずかしい!赤っ恥!もう醜態も醜態、大醜態!なんの羞恥プレイだよ!
診察室入ったら医者もやや引きで半笑いじゃねぇか!知ってたよ、チクセウ!
切なさと悲しさとなんとも言えないやるせなさを抱えながら症状と発症状況を伝えたら医者からは
「うん、ギックリ腰だね!」
と清々しいくらいハッキリ断定されました。その後に一応レントゲン撮影する事になったんですが、その頃には痛みはややひき、1人で移動できるようになってました。
余談ですが、撮影の順番待ちしてる際壁に手をついて待っていたんですが(この体勢が楽だった)、
「この体勢どっかで…」
と思い記憶を探ってまして、最初は壁ドンポーズか?とも思ったんですが違いました。
猿軍団の反省ポーズでした…。

後日談というオチ

その後、処方箋をもらった後から帰宅するまでは飛び抜けて激痛がくることはなく、無事に帰宅できました、安心した。
会社は上司に連絡して公休含めた2日間休む事になりまして、電話したら
「OK OK、みんなにはデカい声でチクっておくからww」
と。それはチクるというのか…?
まぁそのおかげ?もあり、休み明けは他の方々に生暖かい目と声をかけてもらいました。
ミナサン、ヤサシクテ、ナミダデソウ。
取り敢えず腰に負担が行かないようにするのと、体幹筋の筋トレしなくてはなぁと思いました。
皆さんもギックリ腰にはお気をつけてくだしぃ…。

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