『グルコス』サ終から考える「店舗限定音ゲー」について考察

10年以上続いたアーケード音楽ゲーム『グルーヴコースター』がサービス終了という事で。
最初はスマホアプリだよね?やった覚えがある。
あとはNintendo Switch。コチラはDLC追加継続なのでしょうか?

さて、最近、数多くの音ゲーが続々と出ておりますが、最近「チェーン店のゲーセンでのみ設置してある音ゲー」が増えております。

上記2サイトは、グルーヴコースターと同じ「タイトー」が製作・運営している音ゲーですが、前者の「MUSIC DIVER」は『ラウンドワン』の1店舗、後者の「テトテコネクト」は『ラウンドワン』+『タイトーステーション』の2店舗のみ設置している音ゲーです。

他にも「DANCE aROUND」という「コナミのBEMANIシリーズ」ですら『ラウンドワン』のみ設置の音ゲーを出しています。

さて、どういういう事なのか、個人的考察ですが
「ゲーム機がデカい」
「ゲーム機の価格が高い」
「設置後も『ネットワーク使用料』の負担が重すぎる」
等で
『普通のゲーセンでは置いてくれなくなった』
っていうのが原因じゃないのかなー。って。
それで「インカム悪かったら数年で『サ終』」なんていったら、ゲーセン側はたまったもんじゃない。
なので、こういったリスクを全て受け入れて設置・稼働してくれる「全国チェーン店のゲーセン」向けに作っているんじゃないかなー?と思っています。

特に「ゲームメーカー自身が運営しているゲーセン」いわゆる「直営店」なんて、もってこいですよ。
先程出た「タイトーステーション」は「タイトー」が運営しているゲーセンです。
『太鼓の達人』や『ガンダム』で有名な「バンダイナムコ」も「ナムコ(合併前の名前)」という直営店を運営。
「セガ」はゲーセン事業を「GENDA」という会社に売却して「GiGO」というゲーセン名に。
「コナミ」も相当昔に「チルコポルト」という直営店を運営していましたが、コチラも相当昔に売却済。
(余談:「新宿チルコポルト」で初めてDDRやりました。マルチセッションのロケテも行きました。懐かしい。)


最後に、一番危惧しているのが
『BEMANI PRO LEAGUE(以下BPL)』の機種も『BPL参加店』にしか置かなくなるんじゃないか?という問題。


BPLというコナミ公式の「プロ選手による音ゲーeスポーツ大会」なのですが、参加しているゲーセンが7社ありまして、
「beatmaniaIIDX」
「DanceDanceRevolution」
「SOUND VOLTEX」
の3機種で競い合う大会なのですが、
『大会に使用されるゲーム機が、大会用に作られた新型バージョン』
なので、参加ゲーセン以外の一般店が購入・設置できるのかなー?と。

さらに「新型機」でプレーすると
・細かい操作や設定ができる
・楽曲追加イベントが有利に進む
・新型機でしかできないプレー方法がある
等があり、「旧型機は『サ終』」というのもあるので、新型機でプレーすると旧型機に戻りにくい。

でも、最新のゲーム機は、先程の個人的考察で、普通のゲーセンでは買いづらい。

何とかならないか?


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