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口腔内スキャナーを120%使う

 お世話になっております。田舎歯科医のひとり言です。

 本日はこちら。

 口腔内スキャナー(以下IOS)についてです。

 最近こういうセミナーとか増えてきましたよね。Xのほうのインプレッションもそこそこ伸びていましたので注目度も上がっているのかな、と思います。

 そこで僕もIOSは2台所持していますのでそのすべてをこの記事に記載したいと思います!

・IOSを導入しようか迷っている
・IOSを導入したが保険にしか使えていない
・DH、DAだがIOSを有効的に使いたい
・他院のIOS活用方法を覗きたい

 そんな方々におすすめです。

IOSと保険の動向

 まずはインレーのみで解禁されたIOS。

 手数が減りかなり楽になりましたよね。


 前回の記事にも書きましたが、CADインレーはIOSと光硬化のレジン仮封材のコンボはかなりスピードもアップできます。

 当たり前ですが石膏注ぎや、模型制作の時間もなくなります。

 今後は絶対CAD/CAM冠もできるようになり、IOS使いまくりで今回の記事もいらなくなる未来が来るような気もしますが、気にせず行きましょう。


 PEEK(CAD/CAM(Ⅴ))も保険収載され、ミリングチタンも保険収載を狙う用のブロックも出てきています。これらは⑤6⑦などのブリッジにも活用できる材料となり、そこまでもIOSを使い始める未来もあるかもしれません。

 それまでに、まずIOSを購入し、慣れること。

 購入したら有効活用しなくてはいけないので、その方法をこの記事でって感じです。


セレックの存在

 有料記事に入る前に、セレックの特異性の話だけは先にさせて下さい。

 セレックのプライムスキャンやオムニカムはたしかにIOS、口腔内スキャナーですがこの記事で扱うにはちょっと特徴が違いすぎます。

 セレックの場合は、ミリング時間はスキャン等できなくなりますのでスキャン自体がフリーの時間が他機種に比べて少ないです。小規模医院でも仮歯とかも作れたりするので、やっぱりフリーの時間は減ってくるのかと思います。

 例外はプライムスキャンコネクトです。こちらの機種はDScoreというクラウドを使いながらラボサイドと連携する機種で、設計等する機種ではないため今回の記事に当てはまると思います。

 それと、セレック以外のIOSが欲しくなりとりあえずこの記事のことをセレックで試してみるのは大いにアリだと思います!

 セレックに関しましてはまた別個でいつか有料記事書いてみます。

自費の話は得意じゃありません

 筆者の田舎歯科医のひとり言は保険メインの歯科医院で仕事をしております。

 IOSがインプラントやアライナー矯正にかなり相性が良いのは周知の事実だとは思いますが、そういう話は僕がするのは苦手なのでしないと思います。ご容赦下さい。

 逆に考えるとそれ以外の口腔内スキャナーの使い道!というわけです。

 よろしくお願いします。

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