運に勝ち、運に負けたRAGE

　しかまろです。長いこと記事を休む原因にもなった今回のRAGEについて、時系列順に書いていきます。

RAGE前

当時環境の中心にいたカード

　ナーフ後、専門店ウィッチがまだ多数を占めていた頃から話は始まります。

　環境が多種多様なことから、友人と相談して触るデッキを分けることにしました。

　具体的には僕が専門店と冥府とディスカ、Z君がロイヤルと土、N君が異形と葬送という形で、ランクマでデッキのパワーを確認。

　その結果、どれもまあまあやるので相性の有利不利で決めようとjcgの結果を参考にすることに決めました。

　当時の僕の環境理解は大雑把に、専門店メタ→専門店→専門店メタメタ→専門店メタ……のようなもの。

　そして来るRAGE直前のjcg、ディスカと葬送の専門店メタ二個での優勝に、多数のデッキでのラブソングシンガー採用、専門店を握るのはリスクが高いということに。

　専門店メタ二つかメタメタ二つかで悩んだ結果、ディスカドラは手札の要求値が高く、専門店メタのついでのラブソングで負けること。

　そもそもメタデッキが多そうなのでメタメタを握ろうということで、ドラを含んだメタ二つではなくメタメタ二つに決定しました。

　メタメタの中でヴァンプを握らなかったのは、ネレイアに頼る部分が大きく引けるかに依存する点から却下。

　それに対して、キーカードのミルティオを引きに行けるカードが多い葬送と、そもそものドロソが多い上に一部デッキを完封できる土で行くことにしました、レシピはこちら。

　Rus選手の準優勝デッキそのままです。

　経緯としては、いくつか葬送の型を試す→引き弱の自分に合ったアイシャ2ギルト2の型に→もともと相方の土は接合型と決めていた→ならRus選手のデッキ二つそのまま使おう

　というような流れで決まりました、前日は対面ごとのケア表とマリガンだけ決めて早めに就寝。

RAGE当日

　先に結果だけ書くとW5-3Nc6-1のトータル5-1でDay1突破達成。

　環境は予想通り専門店メタやメタメタばかりで、当の専門店には一度も当たりませんでした。

　特に多かったのは土ウィッチで、葬送ネクロの通りが非常に良かったです。

　プレイを見返しても致命的なミスはなく、ギルトでリーサルを取った試合やアイシャが二枚だからこそ勝った試合もあり、有利対面をしっかり通せる点でも良いデッキでした。

　ひどかったのはウィッチで、終わってから友人と見返したところ、訳の分からない択を何度も取っていました。

　異形相手に禁約を二枚雑切りしていた試合はリプレイを見て冷や汗あせをかくレベル。

　引きに助けられた点が大きかったと、天に感謝するばかりです。

Day1後Day2前

　デッキがさらに多様になり、Afやエイラなども加わって混沌とした環境に。

　とても一人で試しきれる量ではないと思い早々にデッキを決めました。

　内容は、安定して強い土は確定にして葬送をもう一度いろいろ試してしっくりくる型にというもの。

　ひたすら葬送をいじくり回しました、とりあえずここらへんのカードは全部触ってみました。

　結果としてはレジェスケとララ以外はそんなに勝敗に関わらないという悲しいことに。

　そして勉強に追われてシャドバの時間をとれずにいるとミリオンの結果が舞い込んで来ました。

　やっぱり葬送と土が優勝、ありがとうとんとこ選手、デッキの判断は間違っていないと確信。

　もはや土はこの型が基本というレベルだったのでそのまま握って練習しましたが、問題は葬送。

とにかく引きが悪い！

　ピンのアイシャを引くのは当たり前、手札全部スペルや直接召喚全引きも日常茶飯事。

　何回リプレイを見返しても引きが悪いとしかいえない試合ばかりで心が折れました。

　特にひどかったのがミルティオ運で、5-1率が六割を越える日もあり、とても参考にはならず苦悩することに。

　そして考えた結果、引きが悪いならまだ使った時間が長いDay1のRus選手型を握る方がマシだと思い、デッキを確定させました。

RAGE Day2

　そして運命の日、恐らくDay1での運を回収しにきたのでしょう、悪夢のような対戦が待ち受けていました。

圧倒的後攻率

　カウントしたところ、先行５回後攻１６回と恐ろしいほどの後攻率でした。

　先行有利のカードゲームで、なおかつ環境的に先行が強く、お世辞にも後攻で強いカードが多いデッキではないのでとにかく辛い。

絶望的な引き

　特にウィッチがひどかったです。2Tにリンクルを出せないのはまだ良いとして毎回のようにマリガンでやってくるアダマンタイト。

　接合を引くと、キャルと禁約がわらわらと３枚やって来て死に札化。

　アダマンタイトもまったくゴーレムを出してくれず、一撃を引くときは毎回手札が燃える枚数。

　呪われているとしか思えませんでした。

　それでもマネフィを目指して懸命に戦い、迎えた5-2での最終戦。

　一戦目は相手のドラにドラゴニックレイジで進化置きしたリッチを射抜かれ負けましたが、残るデッキは異形エルフ。

　禁約アクセラのあるウィッチはもちろんですが、葬送にはデッドメタルスターと墓守を送って死帝を送らないというプレイで異形を完封することができます。

　土で勝ち、喜び勇んで迎えた三戦目

負け

最後に

　運で勝った男は、運で負けるということでしょう。

　握ったデッキに悔いはありませんが、結果を残せなかったことはやはり悔しいです。

　勉強があるのでもうRAGEは出られませんが、終わったらリベンジしたいと思います。

　デッキ記事の方は、勉強の邪魔にならない程度に続けるつもりなので、応援よろしくお願いします。

　対戦してくださった方本当にありがとうございました。