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あなたは特別!聴いたらアオハルになる平成の隠れた名曲7選!


●わたしが10代の時、こんな感じでした。


わたしが10代の時、CDバブルでした。どれくらい売れていたか調べてみたらオリコン1位の曲は、特典会なしで、150万枚売れていました。年間10位までにランクインする曲は、100万枚売れていたそうです。


当時、TKサウンドの流行や、宇多田ヒカルの出現。GLAYとラルクは、(L'Arc〜en〜Ciel)どっちがすき?と話したり、ソロ活動をしていた河村隆一(LUNA SEA)の独特な歌い方を、クラスのお調子者の男子がモノマネしていました。


今いろいろな意味で話題のドラマ『M愛すべき人がいて』のモデル”ayu”こと浜崎あゆみのカリスマ性がすごかったです(渋谷のギャルの肌が小麦肌から美白になったりした)。


ダンス&ボーカルグループのSPEEDや、アイドルのモー娘。(モーニング娘。)は、パフォーマンスの華やかさとメンバーがキラキラしていて憧れていました(段々垢ぬけていくところを見るのも楽しかった)。


ソロアーティストのMISIAや小柳ゆき、平井堅の歌唱力の高さに『一回で良いからあの声で歌ってみたい!』と思ったり、ジャニーズでは、V6とKinKi Kidsが人気がありました。


ミクスチャーロックバンドの、Dragon Ashの曲のかっこよさに驚き、ヒップホップグループのRIP SLYME、KICK THE CAN CREW、ケツメイシ(レゲエ)も活躍。ヴィジュアル系バンドは、一部で熱狂的人気があり、GACKTがボーカルだったMALICE MIZER、ボーカルのIZAMの中世的美しさに驚いたSHAZNAやFANATIC◇CRISIS、La'cryma Christiの四組は、ヴィジュアル系四天王と言われていました。


CDバブルがあったからか、いろいろな音楽が聴けました。本物のバブルは味わえなくても(味わいたかった~)、音楽バブルは味わえたのではないかと思います。


そんな時代を過ごしたわたしが、今回、紹介するのは、聴いたらアオハルになる隠れた名曲7選ですが、バンドが解散したり、テレビよりライブで活動するようになったりしたことから、ファンじゃなければ、縁がなければ、知らないままになってしまう曲があります。CDバブルの時代に他にもこんな良い曲があったことを知って欲しいなあと思い、おっせかいながらもおすすめしたいと思います!




Hysteric Blue(ヒステリック・ブルー) 『春~

spring~』



青春がすべて詰め合わせされている、青春の宝石箱なような曲。曲が強いんです。例えば、ドラマや漫画のような派手な青春を味わえなくても、(きっと味わえた人でも)、この曲を流しながら思い出すと、これはこれで楽しかったなあと、思い出が色あざやかになるんです(Hysteric Blueありがとう!)。なぜ…もおすすめです。


Hysteric Blueは、2004年解散。ボーカルのTamaは、解散後に音楽ユニットScreaming Frogs(スクリーミング・フロッグス)を結成。2011年にTamaとドラムのたくやでSabão (シャボン)を結成(2018年に当面の間ライブ活動休止)。2014年にTamaは、ソロアルバム『Opal』をリリースした。




●柴田淳 『ぼくの味方』



当時、柴田淳さんと鬼束ちひろさんは、歌はうまいし、才能あるし、綺麗だし、神様に好かれすぎ!と思っていました。だって”天は二物を与えず”って言うじゃないですか?優しく透明感のある歌声と切ない歌詞。雨の日になると聴きたくなる曲です。


柴田淳さんは、現在も、素敵な歌声で活動しています。



●Speena(スピーナ) 『ジレンマ』


若い頃の”あなたしか見えない”恋心をこんなに表してくれる曲は、なかなかないです。切々とボーカルのカナコさんが歌うので胸が苦しくなります。良い意味で閉塞感のある曲だと思います。この曲は、新世紀エヴァンゲリオンのアスカから見たシンジに対する気持ちをモチーフにしているようです。



ジレンマの公式MVが見当たらず、探していたら、現在のご本人さまが歌っている動画がありました。

もっと聴きたい!素敵な曲なので、公式MVやアップルミュージックにないのが残念です(動画サイトに公式ではないのはあるのですが…)。


ボーカルのカナコさんは、今年の4月に約10年ぶりにライブ復帰をする予定だったみたいです(コロナで中止に)。



●Lyrico(リリコ) 『キセキノハナ』



Mステに出演していたのをいまだに思い出せるほどのインパクトのある歌唱力(Mステではドラマ『婚外恋愛』の主題歌だった”True Romance”を披露した)。わたしが思うに、日本の歌手で立体的に歌える人って少ないと思うんですよ。Lyricoさんの声は、立体的であり心地よい声のハイブリットな歌声。ずっと聴いていたいです。True Romance、Eternity.もおすすめ。



現在は、アーティスト名をデビュー時に戻し、露崎春女(つゆざき はるみ)として活動中。



●GO!GO!7188(ゴーゴーなないちはちはち)  『こいのうた』

 


失恋の曲なのですが、聴くと泣きそうになります。歌詞の主人公がいじらしいんです。相手役に『〇〇ってお前のことすきなんじゃね~?』って、言う何故か勘の良いお調子者のモブ友人役したくなってしまいます。恋は叶うモノから、叶わないモノもある。失恋した時に一緒に泣きたくなるような曲です。


スリーピースロックバンドのGO!GO!7188は、2012年に解散。現在、ギター・ボーカルのユウさんは、チリヌルヲワカというバンドで活動しています。わたしは”アヲアヲ”を聴いてしんみりと感動しました。


女優”のん”さん(能年玲奈)は、GO!GO!7188のファンであることから、ユウさんとベース・ボーカルのアッコさんから楽曲提供を受けた。(MVにもユウさんとアッコさんが出演)。


 

●Skoop On Somebody 『still』



大人の失恋。大人は失恋は、辛くて重いんだなあ。大人って大変だなあ。と思いながら聴いていました。ボーカルのTAKEさんの声が色っぽいんですよ。この色っぽい声で、

”忘れないよ 最初のキスを 忘れたいよ 最後のキスを”

って歌われたら、胸がきゅーってなるんですよね。


Skoop On Somebodyは、CHEMISTRYにMy Gift to Youを楽曲提供した。


2017年に、20周年を迎え、AIや大黒摩季、CHEMISTRY、ゴスペラーズ、鈴木雅之などの豪華アーティストとコラボレーションをした。



●19(ジューク) 『あの紙ヒコーキくもり空わって』



10代で聴くと刺さる曲ってありますよね。まるで自分のために歌ってくれているように感じてしまう曲。THE BLUE HEARTSや尾崎豊などは特にそう思いました。今ならRADWIMPSや米津玄師やあいみょんですかね?


19は、作詞をイラストレーターの326(みつる)がしており、この作詞も良いんですよね。(326の絵を最初見たとき、可愛さに驚き、画集を買いました。)絵本のようなやさしくて純粋である歌詞であり、ドキッと心に刺さるリアリティーのある歌詞。メンバーの健治さんの真っすぐで甘い声と、敬吾さんのイケボでノスタルジーな声でより想いが伝わってきます。”すべてへ”もおすすめです。


19は、2002年解散。現在、岡平健治は、YouTubeチャンネル「Mutuber KENJI CHANNEL」で全曲無料開放したり、実業家として活躍。岩瀬敬吾はソロで歌手活動したり、5人組バンド(メンバーに元GO!GO!7188のドラム・ターキーがいる)”KO-I-NOフェス”として活動している。


自身の音楽チャンネルで、岡平健治さんは、19の『果てのない道』を歌っていました。



岩瀬敬吾さんは、19のデビュー曲『あの青をこえて』歌っていました。


それぞれ別の道を行っても、19の曲を歌ってくれているのは、当時すきで聴いていたモノとして、うれしさと切なさと心強さがありますよね!(途中、篠原涼子さんの曲名になってしまった)



おわりに

その時々に、良い曲だなあとお気に入りの曲は増えていきますが、10代にすきになった曲は特別だと改めて思いました。おそらく一番感性が研ぎ澄まされている時期だからでしょうか?10代にすきなった曲ってずっとすきってありませんか?


映画やドラマで、『あなたは特別よ』って言うシーンあるじゃないですか?もう本当にそういう気持ちなんですよ。ずっと大事に聴いていきたいと改めて思いました。お読みになっていただき、お聴きいただきありがとうございました!



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