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【その他】新卒2年目を振り返る【日記】

こんばんは、さえない / Yamamuro Saeru です。本noteは、タイトル通りに新卒2年目を振り返ってみたいと思います。COVID-19流行により世の中も大きく変化した1年になりました。私自身もテレワークが中心になり、今年度は濃い記憶があまりないので、自分のつぶやきをベースに思い出していこうと思います。

1. 〜7月「ニューノーマル?」

 3月あたりから原則リモートに移行していった弊社でしたが、業務で参照するデータのセキュリティの観点から、緊急事態宣言ギリギリまで出社していたため、在宅環境の構築完了は4月中旬と少々遅めでした。また、本番環境へのアクセス方法が未整理だったため、プライオリティが高い業務になかなか取り組めず、進捗としては苦しい状況でしたが、その他の新規開発をゴリゴリ進められたのは良かったなと思います。(このとき打った布石が今になって活きていて非常に気持ち良い)

 プライベートで取り組んでいるスポーツアナリティクスについては、#FoT というハッシュタグで盛り上がった海外のサッカー分析界隈に関われて、かなり充実していました。急速に進んだデータのオープン化と、それに呼応して広がった分析技術の共有を肌で感じることができました。データ分析における「ナレッジマネジメント」を行うには、やっぱり材料であるデータを公開していくことが先決なんだなと。(最近はなかなか手を動かせていませんが、先日楽しい話を知人とできてリスタート予定です)あと、昔でいうチェーンメールみたいなのがSNSで流行りましたね。かまいたち山内に倣って自分は投稿して止めてみせました。笑

2. 〜12月「はしやすめ」

 ニューノーマルになってグッとアクセルを踏みすぎたからなのか、夏頃からはオンライン飲み等の開催は急減しましたよね。(データサイエンス界隈の同世代で集まる #dddn定例 は継続中)それに伴い、今だからこそ公にできますが、プチワーケーションを敢行したりして、出社していた時より幸せな生活ができていました。趣味である #山室冴の酒場放浪紀 は一時中断しましたが、九州のサウナや温泉で整いまくったり、後輩が活躍していてかつ大好きな4-4-2を運用し始めたアビスパ福岡を追ったりしていました。シーズン頭にはかえるさんに酷評されていた朝陽が、試合を重ねるごとにサイドハーフ仕事をきっちりこなせるようになっていて、人間大事なのは成長に対する貪欲さと素直さだな〜と再認識させられました。プロで戦う仲間たちに負けられんばい。

 お仕事は無茶振りでアサインされたプロジェクトを開発としてリリースまで持っていけたことが、自分の中でひとつ大きな成果となりました。(PJキック前の座組みの設計が大事だと肌で感じた = 良い意味なのか悪い意味なのかはご想像にお任せします)

 私生活も順風満帆、仕事のぼちぼち順調。そんななか見た半沢直樹の姿に悪い影響を受けて、この頃は「もっとピリピリする現場で働きたい」というドM心が芽生え始めました。このフリは次の章で回収されます。調子に乗ってボールを蹴っていたら肩を外したりもしました。また、このタームで1番勉強したのは、ファイナンスだった気がします。アカデミアで、SBGの決算を解説・議論してくれるけんたろさん(@murajuku)に影響を受けて、コーポレート・ベンチャーファイナンスに加えて、現代貨幣理論を読んだりしました。自分のスキルセットに加えられた自信はありませんが、これからも重点的に取り組み続けたいと思います。

3. 〜3月「挑戦の始まり」

 そして始まった2021年。仕事では「品質監視・運用」というチームにも入って業務をすすめるなかで、いままで開発を中心にやってきていた自分にとって、新しい気づきを得られる瞬間が多くて悪くないな〜というのが正直な感想です。ここ最近はML/DSの文脈でも「MLOps」の観点を説く記事が増えており、実運用フェーズでの品質の担保(とくにデータ)は重要なissueだと考えているので、引き続き「運用脳」を鍛えていきます。その他のお仕事はばりばりの閉塞感を感じる年始でした。転職もチラツキましたが、さすがは弊社。リリースはでていないので制度の詳細は控えますが、2月より社内で別PJへ関わり始めました。ストレスレスではない環境ですが(フリの回収)、異なるドメインのデータに新しく挑戦するのは刺激的で、年始に感じていた閉塞感はスッキリ解消することができました。

 (さえないTwitterアカウントをちゃんと見てくれている人ならわかる)自分のここ最近の関心は、「世の中にある生きづらさ」に目を向け、その要素を分解することです。コトの発端は、何気なく見ていたYouTubeの広告で目にして、映画館に直行した『すばらしき世界』と『ヤクザと家族』という2本の映画でした。どちらも出所後のヤクザのお話なのですが、描かれているテーマは同じようで、見終わった感覚が全く異なる2本でした。その後はヤクザを取り巻く日本社会の現状を解説した本や、院卒前にnoteの無料公開で読んだオウム真理教の麻原裁判の過程を描いた『A3』や相模原事件を取り扱った『U』などなどを読みながら、自分が今から何か行動できるわけではありませんが、「人にやさしく」と素直に思うようになりました。これはいつか思いがまとまり次第、noteに書きます。余談ですが、年末に放送された松本人志と中居正広の番組内の、菅田将暉と甲本ヒロトの対談はよかったですね。あれ以降は甲本ヒロトの楽曲ばかりを聞いています。へたっぴだけれど、カラオケに行きたいな。

 ということで、M1ではマヂカルラブリーが優勝するなど(準決ライビュ行ったので、1本目つり革やらなかった瞬間に優勝すると思った)、世の中的には変な1年でしたが、自分としては働きやすい環境になっていって、総括すると良い1年だったかなと。反対意見ももちろん一定数いるのは分かっているので言わないでください。(ゆりやんのYouTube引用)

 最後に。年末のnoteでは孫さんの「登る山を決めて、熱狂せよ」という言葉を引用しながら、2021年の過ごし方を想像しましたが、先日のアカデミアの勉強会で中沢剛さんがお話しされた下記の考え方がすごくしっくりくるとともに、どちらの方法でも結果的に山は登れることを感じて、鎖が外れた感覚です。来年は「新卒〇〇」という自己紹介は流石に使えないので、「サッカー狂のデータサイエンティスト」と胸を張って名乗れるよう、酒場・サウナ放浪していきたいと思います。吉田類先生の後釜はもちろん「山室冴」で!12歳のときから月9は酒場放浪記という超エリート呑んべいです!

#日記

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