仮想通貨で右肩上がりの結果を得る機械学習（XRP）

仮想通貨で利益率が右肩上がりとなる機械学習モデルを作成することができることを紹介しています。訓練データとテストデータが同等の精度で予測でき、フォーワードでも同じ傾向が継続することを重視して作り込んだモデルです。前回までにBTCとETHで右肩上がりとなった結果を紹介しました。

今回は XRP の利益率の曲線です。

今回も良い結果が出ています。青が訓練データの利益率の推移、オレンジがテストデータの利益率の推移です。テストデータは訓練データと同じ傾向を示しています。

訓練データとテストデータが5:5の結果も示します。

こちらも良い結果となりました。

前回までと同じで期間は2022年の1年間のデータを使っています。青の訓練データが1月から6月までオレンジの訓練データは7月から12月までということになります。

今回はさらに実験を追加してみたいと思います。テスト期間をさらに長くして、学習モデルがもっと長い期間でも継続できるのかを試してみたいと思います。

訓練データとテストデータの比率は2:8です。訓練データを減らしても結果に大きな違いは見られません。良好な結果です。フォワードで長期間に渡って同じ傾向が続きそうということが言えます。逆にいえば訓練データの期間を増やしても予測結果が良くなるということはなさそうということもいえます。

ここまでで BTC, ETH, XRPで良い学習結果を得ることができました。次も他の通貨での結果を紹介したいと思います。