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SNSを辞めて得たもの

ここ1年半くらい、毎日のように見ていたインスタとTwitterを辞めて日々を過ごしていた。
きっかけはコロナで、当時は東京に住んでいて一人ぼっちで仕事もリモートワークで孤独死するんじゃないかという思いで毎日過ごしていて、誰かの幸せそうな投稿や、同居しているパートナーとの日常が目に入って来ることがすごく苦痛に感じていた。

もちろんSNSは楽しいことをシェアする場だしそれ自体が嫌だったわけではなく、友人や知人の楽しそうな姿を見て妬んでしまう自分自身がすごくちっぽけで、すごく嫌だった。

だから思い切ってやめてみたらこれが案外良くて、人のことを気にしなくなると自然と私の興味関心は私自身に向いて、漫画を描き始めてみたり絵を描き始めてみたり、それまで以上に映画を見るようになったり、楽しい時間を過ごしてきた。

もう一つの変化は、友人との近況報告がめちゃくちゃ楽しくなったこと。
これまでは最近出かけた場所や食べた物なんかはインスタのストーリーで知ってしまってるから、会話の切り出しが、「この前〜に行ってたよね〜」
と知っている前提で始まっていたけど今は、「最近楽しいことした?最近何してんの?」と何も知らない状態からスタートできる。
そしたら新しい活動を始めている友人がいたり、家を購入している友人がいたりして、びっくりする。毎回驚きがあって楽しい。最後会った日からそんなに月日たっていないのにどんどんいろんな決断をしていく友人たちが本当にかっこいい。

かっこいいから、簡単にストーリーで知ってしまうにはもったいないから、毎回会った時に驚きたいから、これからもSNSでリアル友達と繋がることはあまり望んでいない。
むしろSNSじゃなかったら繋がれないような人達と繋がるために今日からTwitterを再開することにした。

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