【ラブホ列伝】吉祥寺・井の頭公園に残る昭和の連れ込み旅館!「旅荘和歌水」に泊まってきた
「日本一住みたい街」と持て囃される東京の吉祥寺。そのイメージを作り出している一因となっているのが繁華街からも歩いていける「井の頭恩賜公園」の存在。休日ともあらば公園には育ちの良さそうな良い子ちゃん家族やリア充カップルの溜まり場になる。しかしその一方でこの公園の周囲には昭和の趣きを残した「連れ込み旅館」の生き残りがまだある。
以前当取材班は井の頭公園前にある「ホテル井の頭」という古びたラブホテルに泊まって中の昭和な空間を堪能し、当サイトでもお伝えした。時代遅れなハリボテの西洋風城の佇まい、悪趣味な装飾、それは都市伝説を生むに充分の唯一無二な迫力があった。このホテル井の頭は2011年の東日本大震災後に廃業、現在は解体されて跡地にマンションが建ってしまっている。
ところがそんな「ホテル井の頭」跡地に隣接する井の頭公園の入口に、もう一軒風流な佇まいを残した旅館がひっそりと営業を続けている。和洋折衷的な外観だが、明らかにこちらも古い。「旅荘和歌水」である。
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