見出し画像

【うちなー激裏地帯】もう何も無くなった…宜野湾市「真栄原社交街」壊滅から13年後の姿はどう変わったか(2023年版)

沖縄という土地には独特の“魅力”というか“中毒性”のようなものがある。恩納村あたりにアホ程ある高級リゾートホテルのような場所で何日もボケーっと何もせずに溜まっているだけの上流階級な旅行者には決して分からない世界だろうが、日本社会から爪弾きにされたような人種が集りやすい、悪い言い方では“掃き溜め”という表現にはなるが、沖縄にはそんな人種を寄せ付ける引力が働いている。そうした“アウトサイダー”達が生活の糧を求めてこの地に来る事もあれば、ある種の“癒やし”を求めてリピーターになる者もいる。

2010年までは、沖縄における“癒やし”の最上級とも呼べる名所が本島中部の宜野湾市真栄原という場所に存在していた。もっとも、これは“男性限定”の裏スポットになるわけであったが、米軍普天間飛行場のすぐ隣にあった、かつて“沖縄の桃源郷”などと持て囃されてきたあの場所に、我々は再び舞い戻ってきたのだ。

米軍普天間基地が隣り合う街「宜野湾市真栄原」にも10年ぶりに来たぞ!

…というわけで宜野湾市真栄原の地に2023年4月、何を思い出したか、唐突に訪ねていた我々DEEP案内取材班。真栄原十字路の角に突っ立っては10年前、12年前に訪問した時の記憶を思い返していた。当地にあった「真栄原社交街」(新町)は2010年まで、この地域に存在した沖縄県下最大の“ちょんの間地帯”として日本全国にその名を轟かせていた場所だった…

ここから先は

6,331字 / 34画像

¥ 410

引き続き当編集部の事業収益が芳しくなく、取材活動に制限が掛かっている状況ではありますが、編集部長逢阪の命ある限り執筆を止める事はございません。読者の皆様からの応援が当編集部にとって心強い励みになります。どうぞ宜しくお願い申し上げます。