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【横浜の暗部】石川町駅近く「中村川の不法係留船」が廃墟化していた【ダルマ船】

当ページは2019年5月から東京DEEP案内で公開していた記事を諸事情により有料記事として再公開しているものです。ご了承下さい。

横浜市の中心部を流れる「中村川」…幕末期から開かれた横浜の街の歴史をある意味最も濃厚に残した川の一つであるといっても過言ではない。大岡川の支流で、南区の蒔田公園付近から分岐する形で、首都高速神奈川3号狩場線の真下を陰気臭く流れ、晴れた昼間も川面には日が当たる事もない。そして川というよりは運河のような体裁をしている。

高速道路の下に沈む闇のような佇まいの中村川

この中村川の流域には日本三大ドヤ街の一つに数えられる寿町や、同じく簡易宿泊所が多い中村町、下町風情全開な横浜橋通商店街近くの三吉演芸場といったものがあるなど、横浜の中でもとりわけ庶民、労働者世帯が数多く暮らす、常日頃から高速道路の陰に隠れたこの川と同じ“日陰の街”というべきエリアで占められている。ここは港町横浜の有史以来、荷役作業に従事する労働者が船上生活を営む“水上スラム”を形成していたという場所でもある。

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