【今年の漢字は金】韓国系民族学校・京都国際学園のある京都市東山区「東福寺」の奥地を訪ねる【京都と在日】
今年(2021年)もあと半月ほどで終わりを迎える。光陰矢の如しとは申しますけれども、人間というものは老化が進むほど年月の経過をより早く感じる傾向があるようで、今年も五輪だコロナだと騒いでいるうちに、なんだかよくわからないまま過ぎ去っていった。そして京都の清水寺で行われる、日本漢字能力検定協会が主催する毎年恒例のイベント「今年の漢字」で偉いお坊さん(森清範貫主)が一文字「金」と揮毫して年の締めくくりを表した。そりゃ東京五輪やりましたしね、そうなりますよね…同じ漢字、もう4回目ですけどね…
ところが、ああ、キムですか…と朝鮮フィルターのかかった頭でこの成り行きを見ていた我々取材班。そう言えばこの清水寺からそう遠くない場所に、関西屈指の韓国系民族学校「京都国際高校」(学校法人京都国際学園)があり、京都では銀閣寺近くの京都朝鮮中高級学校と並ぶコリアン系高等教育機関となっている。
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