【大阪の秘境駅】阪和線大阪府最南端!阪南市「山中渓」木造駅舎と宿場町の街並み
大阪市内と関西空港、それから“近畿のおまけ”呼ばわりされる和歌山を結ぶ「JR阪和線」…並行する私鉄の南海電車と比べると些か存在感に欠ける路線で、特に関空線が分岐する日根野から先の区間はよもや「ここが大阪なのか」と驚くほどのド田舎っぷりを見せつけている。
そんなわけで、ふと立ち寄ったのがJR阪和線における大阪府最南端駅である「山中渓」(やまなかだに)…大阪府阪南市に属する地域で、天王寺からここに来るまで電車でほぼ1時間掛かる。この先は和泉山脈を超えて和歌山県に入り、むしろ和歌山駅に行く方が全然近いという地理関係だ。その駅名の字面からしても秘境感満載である。
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