【目の前は新宿】東京の重慶マンションと呼ばれた魔窟ビル…代々木二丁目「ニューステイトメナー」を見物する
先日、ひょんな事から新宿に近いとある一画を訪れる機会があった。あまたの数の高層ビルに囲まれた大都会・東京…その中でも我々が勝手に「魔窟ビル」だの「プチ九龍城砦」だとか呼んでいる部類の物件がいくつもあるが、今回紹介したいのは、新宿のお隣・代々木にあってつい最近解体工事が始まった「代々木会館」のそびえる場所にも近いところにあるこの物件。
「ニューステイトメナー」(New State Manor)と称される、かなり年季の入った大型マンションだ。住所で言うところの渋谷区代々木二丁目にあるが、駅で言えば新宿駅南口が一番近い。上野駅チカのアルベルゴ上野、高田馬場駅前のタックイレブンビルといった物件同様、建築年代も相当経過している上に独身者用のワンルーム物件を非常に多く抱えている。
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