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【リアル川崎国】令和になってもまだ現役!首都圏最大の不法占拠スクワッター地帯、川崎市川崎区「池上町」の最近の様子を見てきた

割引あり

日本全国の都市部には戦後の混乱期…我々が言うところの“戦後のドサクサ”で建てられた「不法占拠スラム」が数多く存在していた。それも昭和・平成と時代が過ぎる毎に存在自体が消えて無くなったり、公営住宅が整備されるなどして生活環境が改良された地域などもある。我が国にある不法占拠スラムと呼べる場所は、もはや絶滅危惧種…殊更、街の新陳代謝の激しい首都圏においては虫の息か…

川崎の臨海地域に残る一大スクワッター地帯、池上町は相変わらずでしたよ?

我々、東京DEEP案内取材班が2009年に初めて紹介した、川崎市川崎区池上町もそのような地域の一つとしてよく知られた存在だ。池上町一帯がJFEスチール(旧社名・日本鋼管)の所有する土地で、戦時中の飯場建設から今の今まで在日コリアンを中心とした住民が暮らしていて、殆どの住民が地主との契約を結ばず、いつまで経っても法的に“不法占拠”の状態が解決せずに残っているという街。令和となった今の時代でも、バッチリ健在だった…

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