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【荒川区の特異点】超絶下町なのに武蔵野台地の上と下で著しい区内格差が生じている極端な街「西日暮里」の“天国と地獄”【名門開成学園】

割引あり

東京23区の“格付け合戦”が無限ループ状態で、いつになっても終わる兆しはない。もはや常人には登れない“天界”扱いされている千代田区、テレビマンとミーハーとカッペが喜び咽び泣き倉庫街のタワマンでのぼせ上がっている港区、場所によっては二馬力で年収2000万稼げるパワーカップル世帯がギリギリ手が届きそうな中央区、それから文京・新宿・渋谷・目黒といった山の手もおおよそ準ずるが、これらの区で新築を買うとなると億超えの経済的負担となるので、サラリーマンの世界ではもはや現実的ではない。

それで武蔵野台地から外れた、荒川や隅田川なんぞが流れる“川向こうの下町”を眺めると、江東・墨田・足立・葛飾・江戸川の所謂「江東五区」にも“新築に億出せない人”向けのマンションや戸建住宅がポコポコ建ってきている。おまえら!そんなところ、すぐ洪水で流されんぞ!橋流されたら終わんぞ!といくら言われても“東京駅まで2駅!”だとか“東京駅まで10分!”だとか言われると上京カッペ軍団はポワワワーンと浮かれてしまって、ついつい越中島とか潮見とか枝川あたりに手を出してしまうんだ。

常磐線住みカッペ民がしれっと乗り換えて都民面する地下鉄千代田線西日暮里駅

さて、そんな両極端に分かれるトーキョーの住宅事情を鑑みると、ここは下町なのか?山の手なのか?!と認識がバグりそうになる場所が見られる。荒川区西日暮里である。ここはJR山手線・京浜東北線の西日暮里駅があり、そこに加えて地下鉄千代田線と日暮里舎人ライナーの駅が交わっている。亀有だとか金町だとか松戸の先のよく分からないチバラギの田舎町あたりから常磐緩行線でそのまま乗り入れてやってくる通勤民が乗り換えに使う駅という認識だが、パッと見ではどう考えてもド下町でしかない。

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