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【大阪団地探訪】JR塚本駅の真ん前にある激渋レトロ団地「大阪市住宅協会塚本駅前ビル」を見物する
「塚本」…この駅名を聞くと貴方は何を思い浮かべるのだろうか。JR神戸線で大阪駅と尼崎駅の間にあり、梅田から淀川を跨いだすぐ向こう、一見便利そうに思えるロケーションかも知れないが、どこかしらマイナー感が拭えない。一昔前に蜂の巣をつついたかのような大騒ぎになった一連の“森友学園問題”の幼稚園があったのが、この塚本。そう言っておけば「ああ…」とようやく気づいてくれる人が何割いるか知らないけれども。
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さて、そんな「塚本駅」で降りて何を見に来たかというと、別に森友学園とか全然無関係で、駅前一等地にそびえる「昭和の団地」である。現在の大阪市住宅供給公社の前身となる「大阪市住宅協会」時代に建設された超絶ヴィンテージ団地がこの駅前にあるというので、どんなものかと見に来てやったわけだ。大阪市内には八幡屋住宅なども含めてたったの五ヶ所にしか残っていない、貴重な団地だ。
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