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在日コリアン見聞録

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日本社会におけるアウトサイダーの代表格「在日コリアン」見聞録、彼らが生きてきた街の数々、差別をバネにのし上がった成功者の軌跡、“日帝の蛮行”や強制連行を主張する数多の施設、朝鮮学…
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#大阪市

【日本三文オペラ】大阪市城東区の在日コリアン集住地!伝説の「アパッチ部落」を訪ねて【夜を賭けて】

日本第二の都市・大阪には、太平洋戦争中に大日本帝国陸軍の極東アジア最大の兵器工場「大阪砲兵工廠」が存在していた。現在の大阪城公園や大阪ビジネスパーク、UR森ノ宮団地、大阪地下鉄の森ノ宮車庫などになっている場所である。戦争末期に広島や長崎に原子爆弾が投下された挙げ句、終戦前日の昭和20(1945)年8月14日に145機ものB29が飛来し、650発の1トン爆弾を用いた集中爆撃によって596万平米もの広大な敷地を構えていた工場はその殆どを徹底的に破壊された。終戦後も長らく砲兵工廠の

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【令和の猪飼野】大阪市内唯一の「養豚場」が鶴見区にあると聞きまして【中国人朝市近く】

戦前の頃から、近代化の波に乗って工業都市化が進んでいく中で全国最大の在日コリアン集住地となった大阪市には「猪飼野」と呼ばれていた地域が存在する。生野区の御幸通商店街を中心とした、鶴橋駅・桃谷駅・今里駅あたりに囲まれた範囲のエリアを指して言う訳だが、その呼び名は行政上の地名からもとうに外され、知る人ぞ知るものとなっている。 猪飼野の地名の起こりは“猪甘津(いかいつ)の橋”という、日本書紀に記述された橋の名から始まっているとされる。鶴橋の地名由来となった「つるのはし跡」にその歴

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大阪市生野区・韓国人街とちょんの間料亭が入り交じる「今里新地」がどれだけヤバイか説明する

大阪のコリアタウンはいわゆる「オールドカマー」と呼ばれる戦前に日本に移住してきた在日コリアンが暮らす地域の数が多いのが特徴的だが、それとは別に「ニューカマー」、すなわちここ十数年の間に日本に移住してきた、あまり日本語がしゃべれない韓国人が集住する地域も存在する。大阪ミナミの島之内と、今回紹介する生野区の今里新地である。 生野区の御幸通商店街からさらに東へ抜け、今里筋を過ぎたさらに先に「今里新地」と呼ばれる一画がある。(生野区新今里三・五丁目)それから各停しか止まらない近鉄今

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【大阪民国×在日】大阪某所の朝鮮総連系在日コリアン寺院にお参りしてきた【境内にベルリンの壁】

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